チェルシー、CLラウンド16で対戦濃厚のバルサとパリSGを恐れず! 「相手も喜ばないだろう」

2017年12月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

2位通過により対戦相手が限定され…。

今シーズンは骨折により出だしで躓いたものの、徐々にコンディションを高めているアザール。自信満々のコメントはその証と言える。 (C) Getty Images

 チェルシーは現地時間12月5日、チャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ最終節で、トレティコ・マドリーと1-1で引き分けた。
 
 すでに決勝トーナメント進出を決めていたチェルシーだが、勝利を逃したことでローマに抜かれ、グループ2位でのベスト16入りとなった。

 これにより、チェルシーは、決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)で、バルセロナかパリ・サンジェルマンの強豪2チームと対戦する可能性が高まった。首位通過を決めたプレミアリーグのクラブが多いからだ。
 
 グループ2位通過のチームは首位通過のチームと対戦するが、グループステージで同組だったチームと、同国のチームは対象外となる。チェルシーの場合、ローマの他、マンチェスターの2チーム、トッテナムは対戦相手から除外されるわけだ。
 
 12月6日の試合で、グループFのリバプールも首位を維持した場合、チェルシーと当たる可能性があるのは、バルセロナとパリSG、ベジクタシュの3チームとなる。また、リバプールが首位から陥落した場合でも、チェルシーがバルサ、パリSGと当たる確率は50パーセントだ。
 
 A・マドリー戦後、『ESPN』はこれについてのチェルシーのアントニオ・コンテ監督のコメントを掲載している。
 
 イタリア人指揮官は、「CLは素晴らしい最高峰の大会」であり、いずれにしても強豪との激突は避けられないとし、チェルシーが恐れを抱くことはないと語った。
 
「CLで勝ち進み、主役になりたければ、ベストなチームと戦う用意が必要となる。相手だって、我々との対戦を喜びはしないだろう」
 
 また、エースのエデン・アザールも、『BT Sport』のインタビューで、「問題ないよ。僕らはチェルシーなんだ。どのチームとも戦える」と、イングランド王者としての誇りを強調している。
 
「パリSGやバルセロナが非常に良いチームなのは知っている。だけど僕らは、すべてに対する準備をしなければいけない。僕らはどんなことでもやれる」
 
 CLは6日でグループステージ全日程が終了。決勝トーナメント1回戦の組み合わせ抽選は、12月11日に行なわれる予定となっている。
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