中村憲剛が7度目のベスト11受賞に「若さに抗う」「37歳でここにいる意味を…」

2017年12月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「年齢は関係ないと思っている」とも。

最多受賞ランキング3位となる7回目のベストイレブンを受賞した中村。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

「2017Jリーグアウォーズ」が12月5日、横浜アリーナで行なわれ、中村憲剛が2年連続7回目のベストイレブンを受賞した。
 

 37歳の闘将が今年もまた、個人タイトルを手にした。ステージ上での受賞者インタビューでは、周囲を見渡し、「(顔ぶれが)どんどん若返っていますね。そのなかでも抗っていきたい。まだまだ頑張ります」と、力強く宣言。ベテランの言葉は会場を大いに盛り上げた。
 
 また、その後に行なわれたベストイレブン記者会見でも、「本当にみんな若いですし、現役の日本代表ばかり。自分が37歳でここにいるという意味を示していきたいですし、年齢は関係ないと思っている。また来年もここにいられるように努力していきたい」と、貪欲な姿勢を見せた。
 
 過去6回のベストイレブンに選出され、昨年はMVPにも選ばれた中村だが、今回はJ1初制覇という悲願を成し遂げての個人タイトルだっただけに、「あとはチームのタイトル、もうそれだけだったので、今年やっと達成できて本当に嬉しい」と喜びもひとしおだったようだ。

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