モラタ、かつての仲間C・ロナウドの復調を願うも「W杯では疲れていてくれ(笑)」

2017年12月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

C・ロナウドは2得点、モラタは9得点

プレミアリーグの得点ランキングで3位につけているモラタ。ロシアW杯、あるいはチャンピオンズ・リーグ決勝トーナメントでのC・ロナウドと対決が楽しみだ。 (C) Getty Images

 夏のマーケットでアルバロ・モラタを放出したことを悔やむレアル・マドリーのサポーターは少なくない。今シーズンのマドリーは、得点力不足が指摘されているからだ。

 出場機会を求めてイングランドに旅立ったモラタは、かつてのサポーターが自身を懐かしんでいることを喜んでいる。だがそれ以上に、愛する古巣が困る姿を見たくないと述べた。
 
 直近のリーグ戦3試合のうち2試合でノーゴールだったマドリーは、14節を消化したリーガ・エスパニョーラで総得点25。首位バルセロナに11ゴール差、2位バレンシアにも8ゴール差をつけられている。
 
 エースのクリスチアーノ・ロナウドやカリム・ベンゼマが各2ゴールなのに対し、モラタはプレミアリーグで9ゴールをマークしている。「モラタがいれば……」と考えるサポーターが多いのも当然だろう。
 
 これに対してモラタは、『TVE』で「自分が恋しいと言ってくれているかどうかは知らない。もしもそうならうれしいことだ」と、古巣サポーターの愛情を喜びつつ、元チームメイトたちの活躍を願うと続けた。(スペイン紙『マルカ』による)
 
「でも僕は、彼らがそんなことを言わなくて済む方が良い。そうなれば、マドリーがうまくいっているということだからね」
 
 もちろん、モラタはC・ロナウドにもエールを送っている。ただ、ロシア・ワールドカップ(W杯)でポルトガル代表と対戦するスペイン代表の一員として、モラタはこうジョークも交えた。
 
「C・ロナウドがR・マドリーでゴールを量産することを願おうじゃないか。ただ、W杯では彼が疲れていることも願おう」
 
 確かに、C・ロナウドが復調を遂げ、5月までゴールを量産し、その反動からW杯で不振に終われば、マドリーのスペイン人サポーターにとって完璧なシナリオではあるが……果たして!?
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