コンテ監督がプレミアの日程に怒り爆発!「偶然とは思えない」「なぜかチェルシーだけが…」

2017年12月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

公平性を欠くスケジュールに対して怒りを露に。

「アドバンテージはいらないがせめて平等を」。コンテ監督の言葉は受け入れらるのか。(C)Getty Images

 二度あることは三度ある。だが、4度目は許せないということか。チェルシーのアントニオ・コンテ監督が現地時間12月1日、プレミアリーグの日程にふたたび不満を露にした。陰謀説を示唆するようなコメントも残している。

 首位マンチェスター・シティに勝点11差のチェルシーは、2日の第15節でホームにニューカッスル・ユナイテッドを迎えた。3-1で勝利したものの、11月29日にスウォンジーを下したチェルシーが中2日で臨んでいるのに対し、同28日にウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンと引き分けたニューカッスルは中3日での開催だった。

 英国『BBC』によると、コンテ監督は「偶然と考えるのは難しい。4度目だ。誰かが私をからかいたいと思っているのなら、私はそれに適した人間ではない」と、厳しい日程が続いていることに怒りを露にした。

先日も、チャンピオンズ・リーグでアゼルバイジャンに遠征してから中2日でリバプールとのビッグマッチに臨まなければならず、日程への不満を口にしていたコンテ監督は、「一度や二度はあるが、三度目になれば困惑しはじめる。それがたった14試合で4度目だ」と批判を続けた。

「なぜだか分からないが、チェルシーだけがこういう状況だ。アドバンテージは求めていない。中2日でやれというなら準備する。だが、相手も同じ休息期間であることが必要だ」

 さらに、コンテ監督の口からは、「それが難しいことだとは思わない。不思議な偶然だ」と、隠された意図があるとの考えを仄めかす発言も飛び出している。

BBCによると、確かにチェルシーは12月2日から1月3日までに33日間で10試合をこなさなければならないという。ただBBCは同時に、マンチェスターの2チームが31日間に10試合をこなすことも伝えている。

 今シーズン終了後の退任説も出ており、つねに不穏な空気に包まれている感のあるコンテ監督。日程への不満発言は、たんなるフラストレーションから出たものなのか、それとも……。
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