コロンビア代表の知将は日本を警戒! 「とても厄介な相手。弱小国とは考えていない」

2017年12月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

グループ初戦の相手を即警戒!

その知識量を活かして多彩な采配を振るうペケルマン。日本戦に向け、必ず緻密な作戦を用いるはずだ。 (C) Getty Images

 ロシア・ワールドカップの組み合わせ抽選会が12月1日(日本時間2日未明)、ロシア首都モスクワにある世界遺産のクレムリン宮殿で行なわれ、日本はコロンビア、セネガル、ポーランドと同じ、グループHに入った。
 
 はたして、そんなサムライブルーと同居したことを対戦相手はいかに捉えているのか? グループ初戦で激突するコロンビアを率いるアルゼンチン人指揮官のホセ・ペケルマンは、母国メディア『Tyc Sports』のインタビューで自身の見解を口にしている。
 
 2012年からコロンビアを指揮する知将はまず、「ビッグチームを避けることができたのは悪くない」と満足感と安堵感を示した上で、グループHを「非常に飢えたチームが揃っている」と独自の考えを明かした。
 
「セネガルはアフリカでも最高のチームの一つで、イングランドでプレーしている選手もいる。ポーランドは70年代からの伝統を持つチームで、今はロベルト・レバンドフスキなど、実力を兼ね備えた選手が揃う強いチーム」
 
 では、日本に対しては? 2014年のブラジル大会でもグループステージで対戦したことに触れたペケルマンは、「あの時とは違うチームになっている」と話し、次のようにグループ初戦で相対するライバルについて分析した。
 
「日本はとても厄介なチームだ。本田、香川、長友といったスピーディーな良い選手たちが揃っている。我々は、彼らがマイナーなチームだと考えるつもりはない」
 
 また、ペケルマンは自軍については、「我々は若いチームであることを忘れてはいけない。異なるリーグにいる選手たちを一つにするのが、ワールドカップまでのテーマ」と、さらなる結束を促している。
 
 日本とのリマッチに向けて早くも警戒を強めているコロンビア。そんな南米の強国を相手に、ハリルジャパンはいかに立ち向かうのか。サランスクでの初戦は6月19日(現地時間)にキックオフ予定だ。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事