本田圭佑が安倍政権の子育て支援策に反論「無料は反対。人をダメにする」

2017年11月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

“教育者”本田が今度は政策にモノ申す!

またもツイッターで持論を展開した本田。2児の父として実際に教育に関わる男らしい言葉だ。 (C) Getty Images

 日本サッカー界きっての切れ者がまたも吼えた。
 
 メキシコ1部のパチューカに所属する日本代表MFの本田圭佑が11月25日、自身のツイッターを更新し、政府与党が掲げる政策について自らの見解を示した。
 
 これまでもサッカー界のみならず、あらゆることに興味を示し、それに対する考えをSNSで論じてきた本田。今回は、安倍晋三内閣の推し進める「3~5歳、認可保育園無料、認可外3・5万円上限に助成へ」というネット記事を引用して、次のように持論を展開した。
 
「無料は反対。特に今の資本主義においては。100円でも1000円でも取るべき」
 
 日本サッカーのカリスマは、政府が行なおうとしている子育て支援の最大のポイントでもある「無料化」という部分に着目し、「タダは逆に人をダメにすると思う」と言い切った。
 
 2008年に一般女性と結婚した本田は現在2児の父。シーズンオフには子どもたちとサッカーで触れ合う交流イベントなども企画・開催している。教育に対する関心は高く、過去にもオランダにおける英語教育や、学校の在り方などに疑問を呈してきた。
 
 自らのツイッターのプロフィール欄に「Educator(教育者)」と記している男は、安倍政権の今回の発表に黙っていられなかったのだろう。今後も日本サッカー界のカリスマのつぶやきに注目したい。
 
 
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