浅野拓磨、出場11試合目でブンデスリーガ初ゴール! チームにアウェーでの初勝点をもたらす

2017年11月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

DFラインの裏を狙う動きが活きた!

待望の初ゴールを決めた浅野は、ヴォルフ監督(後ろ姿)のもとに駆け寄って喜びを分かち合った。 (C) Getty Images

 11月24日(現地時間)、ブンデスリーガ第13節が行なわれ、シュツットガルトの浅野拓磨が先制ゴールを決めた。

 11節ハンブルク戦以来、6試合目となる先発出場を果たした浅野は、3トップの中央に位置取り、前線で精力的に動き回りながら、スピードを活かして相手DFラインの裏に抜け出てチャンスを作ろうとする。
 
 その動きが活きたのは24分。シュツットガルトは速い攻めからゲントナーが25メートルほどの距離からミドルシュート。GKチャウナーは反応するも、セーブし切れずに前へこぼしてしまう。これに最も速く反応した浅野が、確実に決めて先制ゴールを決めたのだ。
 
 昨シーズン、アーセナルからのレンタルでシュツットガルトに加入し、ブンデスリーガ2部で4ゴールを決めていた彼は、1部昇格を果たした今シーズン、これまで幾度もあった得点機を活かせずにいたが、ついに出場11試合目にして待望の瞬間が訪れた。
 
 順位で上を行くハノーファーの本拠地で貴重な先制点をシュツットガルトにもたらし、トレードマークの「ジャガーポーズ」で喜びを表わした浅野は、その後も巨漢CBサネのマークを受けながら、追加点を狙い続けるとともに、チャンスメイクにも勤しみ、31分にはパス出しからエズジャンの惜しいシュートを引き出した。
 
 後半もピッチに立った浅野は、開始から5分に競り合いのなかでクラウスの足を踏みつけてイエローカードを提示される。そして73分にテロッデとの交代でピッチを退いた。
 
 幾度か決定機を与えながらもリードを守っていたシュツットガルトだが、浅野の交代から3分後、混戦のなかでパバールがオストジョレクをペナルティーエリア内で倒してしまい、フュルクルクに決められて同点とされる。
 
 その後、ともに追加点を活かせずに1-1で試合は終了。シュツットガルト今シーズン、7試合目にしてようやくアウェーゲームで初の勝点を獲得することに成功した。
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