来季から掲出物も解禁! G大阪が「応援のあり方のプロジェクトチーム」ミーティング内容を報告

2017年11月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

新たな応援スタイルを築くため8回のミーティングを開催。

今季、問題が起きた4月16日の大阪ダービー以降、横断幕や旗の掲出が禁止されてきたG大阪サポーター。来季からは事前申請で認められたもののみ、掲出が可能になる。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 J1のガンバ大阪は11月14日、応援のあり方に対するコンセプトを検討・共有し、新たな応援スタイルを築くための「応援のあり方のプロジェクトチーム」で重ねてきたミーティングの内容を報告した。

 G大阪は今年4月16日、ヤンマースタジアム長居で行なわれたセレッソ大阪との大阪ダービーにおいて、サポーターによる政治的思想を連想させる旗が掲出された事態を重く受け止め、再発防止に向けて同21日以降のG大阪・G大阪U-23のすべての公式戦で横断幕や旗などのすべての掲出物を禁止としてきた(その後オフィシャルフラッグに限り、掲出を許可)。

 クラブはこうしたサポーターへの自粛要請とともに、今後の応援のあり方や掲出物の運用について、サポーター連合の代表メンバーと8回にわたるミーティングを開催。クラブ・サポーター間で情報を共有しながら、以下の項目などについて検討を重ねてきたという。
・応援綱領の決定と具体的行動について
・横断幕等掲出物の解禁について
・試合時のイベントについて
・2018シーズンのチケット席種について

 また11月1日からは、トラブルなく応援が行なわれている現状を踏まえ、2018シーズンからプロジェクトチームで許可されたものに限り、掲出物も解禁となった。現在、約160件の掲出物の申請があるという(申請はクラブ公式HP上にて)。

 G大阪サポーターにとっては、ようやく来季からオリジナルの掲出物で応援ができるとともに、クラブに関わる人々が一丸となって、さらなる環境向上へ今後も邁進する。
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