【J1採点&寸評】仙台0-0清水|残留へ意地見せた清水が90分を守り倒す。仙台は強引さに欠けた

2017年10月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

仙台――守備ブロック崩す仕掛けが不足

【警告】仙台=なし、清水=チアゴ・アウベス(33分)、フレイレ(90+2分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】大岩一貴(仙台)

[J1リーグ30]仙台 - 清水/1021日/ユアスタ
 
【チーム採点・寸評】
仙台 5.5
8試合ぶりの無失点は評価できるが、中野の欠場もあって、相手の守備ブロックを崩す強気な仕掛けが少なく、無得点に終わった。

 
【仙台|採点・寸評】
GK
21 関憲太郎 6
守備機会自体が少なかったこともあり、前に出る時、待つ時の状況判断が的確で、大きなミスはなかった。
 
DF
4 蜂須賀孝治 5.5
慣れない左サイドでのプレーということもあり、右サイドの時よりも縦突破やクロスボールを入れる回数が少なかった。

13 平岡康裕 6
大岩がチアゴ・アウベスの対応をして、そのカバーリングを担当。大きなミスも無く、前線へ攻撃の起点となるパスも出せていた。
 
27 大岩一貴 6.5
清水の唯一の攻撃パターンだったT・アウベスのカウンター攻撃をほぼ止めた。よく声を出し無失点に大きく貢献した。
 
50 増嶋竜也 6
パスミスはあったが、身体を張った守備で相手のカウンター攻撃を防ぐ場面も多かった。後半セットプレーでの決定機を決めきりたかった。
 
MF
7 奥埜博亮 5.5
守備では相手のカウンター攻撃の芽を摘もうと奮闘していたが、スペースを消されたこともあり、攻撃で効果的な動きが少なかった。
 
18 三田啓貴 5.5
安全なパス回しを優先してしまい、縦パスでチャレンジしていく形が少なかった。再三あったプレースキックも得点につなげられなかった。

29 古林将太 5.5(73分OUT)
湘南ユースの先輩である鎌田の厳しいマークに苦しみ、前半はなかなかクロスを入れられず、後半何本かのクロスも決定機につながらず。
 
16 野津田岳人 5.5
古巣相手で気持ちの入ったプレーを見せ、チーム最多の5本のシュートを放ったが、いずれも決めきることができなかった。

次ページ仙台――攻撃で今ひとつ思い切った手を打てず。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事