【ACL】フッキらを抑えた阿部勇樹が守備の出来を自賛!10年ぶりの決勝では「この雰囲気をもう一回味わいたい」

2017年10月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「1-0で、無失点で勝てて良かった」

阿部は盤石の守備を披露。タイトな寄せと鋭い読みで上海上港のタレントたちを封じた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

[ACL準決勝・第2戦]浦和 1-0 上海上港/10月18日/埼スタ
 
 浦和がやってのけた。
 
 上海上港をホームに迎えたACL準決勝の第2戦で、11分に挙げたラファエル・シルバの先制点を守りきり、1-0で勝利。これで2戦合計2-1(第1戦/1-1)とし、10年ぶりとなる決勝進出を決めた。
 
 試合後のヒーローインタビューに応じた阿部勇樹は、「まず失点しないことをみんなが意識して、そのなかでも恐れずに戦っていこうと話していました」とゲームプランを明かし、「もうちょっと点が取れたら良かったですが、1-0で、無失点で勝てて良かった」とクリーンシートを達成した守備を自賛した。
 
 上海上港は、フッキ、オスカール、エウケソンと3人のブラジル代表経験者を揃えた爆発的な攻撃力が売りのチーム。それを抑え込んでの勝利に手応えを感じるのは当然だろう。
 
 また、「どちらが先に点を取るかが重要だったので、セットプレーから良いゴールが入りました」と先制点が大きかったと振り返り、さらに決勝への意気込みも口にした。
 
「この雰囲気をもう一回味わいたいし、もう一度喜びたい。簡単ではないですけど、こんなに大勢の仲間たちがいるので大丈夫だと思います。一緒に頑張りましょう!」
 
 狙うは10年ぶりとなるアジアの頂点。前回の優勝を知るキャプテンは、サポーターとともに2度目の祝杯を挙げるつもりだ。

【ACL 浦和1-0上海 PHOTO】R・シルバの決勝ヘッドで浦和が10年ぶりのACL決勝進出
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