【CL第3節】リバプールは大量7発! ライプツィヒは3戦目で歴史的初勝利! etc.

2017年10月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

意外な結果が続いているグループG

フィルミーノ(左)とサラー(右)はともに2得点。2引き分けに終わっていたこれまでの鬱憤を晴らすかのようなゴールラッシュで、リバプールは大勝を収めた。 (C) REUTERS/AFLO

 10月17日(現地時間)、チャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ第3節の8試合が行なわれた。

 
 グループEでは、リバプールがスロベニアのマリボルに7-0の大勝! 開始4分のフィルミーノのゴールを皮切りに、そこから90分のアレクサンダー=アーノルドまで、勢いは止まることがなかった。
 
 アウェーでの7ゴールは、欧州カップ戦におけるリバプールの最多得点であり、3戦目にして初勝利を飾り、スパルタク・モスクワと同勝点ながら、得失点差で首位に浮上した。
 
 対して、同じイングランド勢のマンチェスター・シティは無傷の3連勝を飾った。ともに魅力的なサッカーを見せているナポリとの注目対決で、序盤に2ゴールを挙げてリードを守り切ったのである。
 
 PKのチャンスを逸して黒星を喫したナポリは、3試合を戦って勝点3止まり。プレー内容では高い評価を受けているが、欧州の舞台では結果に結び付いていない。
 
 このグループFのもうひとつのカードでは、フェイエノールトが3敗目。ホームでは1節でマンチェスター・Cに序盤で大量失点を喫して敗れたのに対し、今回はシャフタール・ドネツク相手に開始8分で先制したものの、結果は変わらなかった。
 
 意外な結果が続いているのがグループGだ。昨シーズン、旋風を巻き起こしたモナコは今節、ベジクタシュにホームで敗北。ここまで勝点わずか1で、最下位に沈んでいる……。逆に首位のベジクタシュはこれで、3戦全勝となった。
 
 先週末にブンデスリーガで首位ドルトムントを下して実力を示したRBライプツィヒは、クラブ史上初の出場となった今シーズンのCLでも、3戦目でポルトとの競り合いを制して初勝利を飾り、またひとつ新たな歴史を作り上げた。これで順位も、2位に浮上している。
 
 最後にグループHは、レアル・マドリーとトッテナムの首位攻防戦、APOELとドルトムントの一戦ともに、1-1のドロー決着に。これで前者はともに勝点7、後者は1と、「2強2弱」の構図は変わらず。ドルトムントにとっては、グループステージ突破が非常に厳しくなった。
 
 マドリーのエース、クリスチアーノ・ロナウドは43分にPKから3戦連続のゴールで今シーズン5得点目を挙げ、得点ランキングで首位を走っていたトッテナムのハリー・ケインに並んだ。またCL通算では110点に達している(もちろん首位!)。
 
 CLのグループステージ第3節、グループAからDまでの残り8試合は、10月18日に行なわれる。
 
◇グループE
マリボル 0-7 リバプール
得点:フィルミーノ(4・54分)、コウチーニョ(13分)、サラー(19・40分)、チェンバレン(86分)、アレクサンダー=アーノルド(90分)
スパルタク・モスクワ 5-1 セビージャ
得点:ス=プロメス(18・90分)、メルガレホ(58分)、グルシャコフ(67分)、L・アドリアーノ(74分) セ=ケア(30分)
順位
1位 リバプール 勝点5
2位 S・モスクワ 勝点5
3位 セビージャ 勝点4
4位 マリボル 勝点1
 
◇グループF
フェイエノールト 1-2 シャフタール・ドネツク
得点:フ=ベルフハイス(8分) シ=ベルナール(24・54分)
マンチェスター・シティ 2-1 ナポリ
得点:マ=スターリング(9分)、G・ジェズス(13分) ナ=ディアワラ(73分)
順位
1位 マンチェスター・C 勝点9
2位 シャフタール 勝点6
3位 ナポリ 勝点3
4位 フェイエノールト 勝点0
 
◇グループG
RBライプツィヒ 3-2 ポルト
得点:R=オルバン(8分)、フォシュベリ(38分)、オギュスタン(41分) ポ=アブバカル(18分)、マルカノ(44分)
モナコ 1-2 ベジクタシュ
得点:モ=ファルカオ(30分) ベ=ジェンク(34・54分)
順位
1位 ベジクタシュ 勝点9
2位 ライプツィヒ 勝点4
3位 ポルト 勝点3
4位 モナコ 勝点1
 
◇グループH
レアル・マドリー 1-1 トッテナム
得点:レ=C・ロナウド(43分) ト=オウンゴール(28分)
APOEL 1-1 ドルトムント
得点:A=ポテ(62分) ド=パパスタソプーロス(67分)
順位
1位 R・マドリー 勝点7
1位 トッテナム 勝点7
3位 ドルトムント 勝点1
4位 APOEL 勝点1
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