新潟が17試合ぶりの勝点3で奇跡の残留に望み!小川の移籍後初ゴールでG大阪に1-0

2017年10月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

守備陣も奮闘!身体を張ってピンチを防ぐ。

新潟は懸命な守備でG大阪を封殺。磯村(6番)も中盤で奮闘した。写真:川本学

[J1リーグ29節]G大阪0-1新潟/10月14日/吹田S
 
 新潟が意地を見せた。吹田スタジアムで行なわれたJ1リーグ29節のG大阪戦。1-0で17試合ぶりの勝点3を獲得し、今節でのJ2降格を回避したのだ。
 
 決勝点が生まれたのは67分。ホニが右サイドから低いクロスを入れると、DFに当たってコースが変わり、ゴール前に落ちたこぼれ球を小川佳純が押し込んだ。今夏に鳥栖から加入した小川は移籍後初ゴール。絶体絶命の窮地で大きな仕事をした。
 
 先制後はヒヤッとするピンチを何度か迎えたが、GK大谷幸輝やCBソン・ジュフンの好守もあってゴールは許さない。そうしてカウンターでチャンスをうかがいつつ、そのまま1-0で逃げ切った。
 
 引き分け以下なら他会場の結果次第で降格の可能性もあった新潟だが、この勝点3で残留に望みをつないだ。とはいえ、現在は勝点15で最下位。残り5試合で、残留圏内の15位・広島との勝点差12と窮地に変わりはない。
 
 新潟は21日に行なわれる次節で磐田とアウェーゲームを戦う。過去に何度も降格危機を回避してきた新潟は、ここから奇跡を起こせるだろうか。
 
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