“悪童”マーソンが49歳にして現役復帰! それを伝え聞いた恩師ヴェンゲルは…

2017年10月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

現役時代には、コカイン服用やアルコール依存が発覚も

今年7月のチャリティーマッチで雄姿を披露したマーソン(右)。ウェールズ4部とはいえ、そこは公式戦。多くは望めないか……。(C)Getty Images

 かつてアーセナルやアストン・ビラで活躍した元イングランド代表MF、ポール・マーソンが49歳にして現役復帰すると発表した。
 
 とはいえ、カテゴリーはアマチュア。ウェールズ4部のカイレというクラブで、10月18日に予定されているリーグ戦(ポンティクラム戦)に出場予定。同クラブの幹部と長く友人関係にあり、人気低迷の打開と話題作りにひと肌脱ぐことになったという。
 
 アーセナルで2度のリーグ優勝を飾るなど数多のタイトルを獲得し、イングランド代表としてもEURO92、1998年フランス・ワールドカップに出場。選手として文句なしの実績を誇るが、現役時代にコカイン中毒やアルコールやギャンブル依存の事実が発覚するなど、ピッチ外ではトラブル続きだった。2006年に現役を引退し、その後も今回のように何度か復帰を繰り返しながら、テレビ解説に従事してきた。
 
 そんな元教え子の現役復帰を、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督はどう受け止めているのか。英紙『The Sun』によると、木曜日朝の記者会見でマーソンについて質問されたフランス人指揮官は短くこう答えたという。
 
「ん? 私はプロフットボールの話しかしない」
 
 なんとも素っ気ない"塩対応"だった。
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