U-12世界一を決める「ダノンネーションズカップ」 日本代表の柏U-12は13位で大会を終える

2017年10月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

初開催の女子リーグではブラジルが初代王者に。

男子リーグではメキシコ、女子リーグではブラジルが王者に輝いた。

 U-12の世界一を決めるFIFA公認の国際サッカー大会「ダノンネーションズカップ WORLD FINAL2017」の決勝戦ならびに順位決定戦が、アメリカ現地時間9月24日(日)にMLS(メジャーリーグサッカー)に所属するニューヨーク・レッドブルズの本拠地スタジアムRedbull ARENA(アメリカ合衆国・ニュージャージー州)にて行なわれた。
 
 大会はメキシコ代表がアルゼンチン代表を2-0で下し、2010年大会以来、7年ぶり2度目の優勝を果たした。一方、日本代表として出場している柏レイソルU-12は、グループリーグを2位で通過すると、ベスト8を掛けた決勝トーナメント1回戦でインドネシアに1-2で敗戦し、順位決定トーナメントに進んだ。初戦でフランスに1-2で惜敗するも、続くポルトガル戦では2-1と勝利。最終日の13位・14位の順位決定戦を迎え、チュニジアに2-0で快勝し、33か国中13位で大会を終えた。
 
 また、今大会からスタートした女子リーグでは6か国が参加。決勝戦でPK戦の末、カナダ代表に勝利したブラジル代表が初代王者に輝いた。
 
 アンバサダーとして会場に駆け付けた元女子アメリカ代表アビー・ワンバック氏は、次回日本で開催される女子大会について「挑戦する限り、何が起こるか分かりません。私が現役の頃、何度も対戦した澤(穂希)さんがそれを一番、知っていると思います。彼女は海外のチームでプレーして、ワールドカップで優勝しました。2018年の女子大会に参加する全ての選手へ、頑張ってください」とコメント。
 
 選手として戦ってきた日本チームの印象について聞かれると、「現役時代、私にとって日本は常にベストなチームの1つだった。常にポテンシャルが高く、日本を倒すには、常にチーム一丸となって戦わなければならなかった。次世代の日本チームの活躍も楽しみにしています」と語った。
 
「ダノンネーションズカップ」の次回の日本大会「ダノンネーションズカップ2018 in JAPAN」では、2014年大会以来、4年ぶりに地方予選が復活する。
 
 詳細等は大会公式HP(http://www.danonecup.jp/)に掲載。
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