イタリアの政治家が明かした「キム委員長、お気に入りのメガクラブ」

2017年09月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

留学時代にはよくサン・シーロに通っていたとも。

北朝鮮のキム委員長。毎度お馴染みラッツィ議員が、今度は「お気に入りのメガクラブ」を暴露した。(C)REUTERS/AFLO

 英タブロイド紙の『The Sun』が掲載した記事が、瞬く間に拡散し、世界中で話題になっている。
 
 その内容は、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)委員長について。長年に渡って彼と懇意にしてきたイタリアの政治家、アントニオ・ラッツィ上院議員が、委員長のサッカー狂ぶりを暴露したのだ。
 
 ラッツィ議員によると、「キム委員長は根っからのフットボール好きだ。セリエAも好きだが、最近はもっぱらプレミアリーグを観ていて、マンチェスター・ユナイテッドの大ファンなんだ」という。若き日のスイス留学時は、国境を越えてミラノのサン・シーロにあしげく通っていたようだ。
 
 北朝鮮出身の選手と言えば、今シーズンのセリエBでブレイク中のFWハン・グァンソンがいる。開幕2試合で4ゴールと大暴れしており、チームの上位進出に貢献。ラッチ議員は「北朝鮮国内での若手育成は凄まじい勢いで進んでいて、今後はハンのようにたくさんの選手がヨーロッパに活躍の場を求めるだろう。なかでもキム委員長はプレミアリーグに多くのタレントを送り込みたいと考えているようだ」と明かした。
 
 同紙の記者が「もしキムが自身を歴代のマンUのレジェンドたちになぞらえるとしたら誰になるのか?」とやや無茶な質問をすると、ラッツィ議員は「ノー、キムはキム。唯一無二だ」と、こちらもよく分からない答で返している。
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