【CLグループD展望】バルサとユーベが突出。1節の直接対決に注目!

2017年09月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

注目はグループステージ2強が激突する初陣に。

ディバラ(左)とメッシ(右)の両アルゼンチン代表FWの出来が、このグループを左右するか? (C) Getty Images

【ウィリアム・ヒル社によるCLグループDの勝ち抜けオッズ】
バルセロナ(スペイン):1.04
ユベントス(イタリア):1.10
スポルティング(ポルトガル):7.00
オリンピアコス(ギリシャ):11.00
 
 昨シーズン準優勝のユベントスが、圧倒的な攻撃力を誇るバルセロナとともに、ベスト16に進出する――。勝ち抜けオッズが示す通り、そんな予想が妥当だろう。
 
 たしかに、ポルトガル・リーグ得点王のバス・ドスト擁するスポルティングは好チームで、国内リーグ7連覇中のオリンピアコスも強力な陣容を揃えているが、それでもバルサやユーベとの戦力差は歴然だ。2強になんらかのアクシデントがない限り、この予想は覆らないだろう。
 
 バルサはネイマール(→パリSG)、ユーベはレオナルド・ボヌッチ(→ミラン)とダニエウ・アウベス(→パリSG)と、ともに主役級の選手を失ったが、前者はその売却益で逸材ウスマンヌ・デンベレをドルトムントから確保。後者もドグラス・コスタ(←バイエルン)やフェデリコ・ベルナルデスキ(←フィオレンティーナ)の加入により、攻撃陣はさらにパワーアップした印象がある。
 
 最大の注目カードは、その2強がいきなり激突する第1節だ。バルサとしては、この場で準々決勝で敗れた昨シーズンのリベンジを果たし、一気に勢いをつけたいところだろう。
 
 バルベルデ・バルサの試金石とも言える一戦で、はたして大黒柱のリオネル・メッシは、今度こそ苦手としている名手ジャンルイジ・ブッフォンの牙城を崩し、チームに勝利をもたせるのか。大いに注目だ。
 
【日程(左のチームがホーム)】
第1節:9月12日(火)
バルセロナ × ユベントス
オリンピアコス × スポルティング
 
第2節:9月27日(水)
スポルティング × バルセロナ
ユベントス × オリンピアコス
 
第3節:10月18日(水)
ユベントス × スポルティング
バルセロナ × オリンピアコス
 
第4節:10月31日(火)
スポルティング × ユベントス
オリンピアコス × バルセロナ
 
第5節:11月22日(水)
ユベントス × バルセロナ
スポルティング × オリンピアコス
 
第6節:12月5日(火)
バルセロナ × スポルティング
オリンピアコス × ユベントス
 
※『ワールドサッカーダイジェスト9月21日号』より加筆・修正
 
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