「まるで密猟者! チームに不可欠!」岡崎慎司を英紙と指揮官が絶賛!

2017年08月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼は相手を脅かす」と指揮官のシェイクスピアも称える。

2試合連続ゴールで、満面の笑みを浮かべた岡崎。そんな日本代表ストライカーを英国メディアも絶賛している。 (C) Getty Images

 レスターの岡崎慎司に賞賛の声が集まっている。現地時間8月19日、日本代表FWはキングパワー・スタジアムで開催されたプレミアリーグ2節のブライトン戦で開幕節に続いて先発としてピッチに立ち、開始わずか52秒でいきなり魅せたのだ。

 右サイドから仕掛けたリャド・マハレズがカットインからシュートを放つと、これを相手GKが弾き、そのこぼれ球に岡崎がすかさず反応。ゴールネットを揺らしたのだ。
 
 この岡崎の先制弾で流れを引き寄せたレスターは、54分に新戦力のハリー・マグワイアがコーナーキックからヘディングで追加点。ブライトンを突き放し、2-0で本拠地開幕戦で今シーズン初白星を飾った。
 
 開始早々に2試合連続ゴールを決めたほか、前線からの激しいプレッシングでチームに貢献した岡崎。76分にピッチを退く際にはスタンドのサポーターから万雷の拍手が送られてもいた。そんな日本代表FWへ英国メディアは高評価を寄せた。
 
 英紙『ガーディアン』は、「オカザキとマグワイアがブライトンにプレミアリーグの厳しさを教えた」と綴り、昇格組のブライトンに格の違いを見せつけたことを評価した。
 
 また、地元紙『レスターマーキュリー』は、寸評採点において、2点に絡んだマハレズにチーム最高評価の「9」を付けたうえで、岡崎にはそれに続く「8」を与え、「オカザキは密猟者のような動きでシーズン2点目をゲットした。彼をチームから外すことは難しくなった」と、チームに必要不可欠な存在であると称えた。
 
 また、指揮官のクレイグ・シェイクスピアも試合後に岡崎の重要性を説いている。
 
「彼はボールを持っていない時にとても勤勉だし、中盤の選手の周りを走り回って、かき回したり、ボールを奪う手助けをしてくれる。そして、彼はゴールを脅かす選手で、2試合で2点を決めた。彼自身も全体的なパフォーマンスに喜んでいるに違いない」
 
 現地メディアと指揮官から高い評価を与えられ、幸先の良いスタートを切った岡崎。現地時間8月26日に行なわれる次節のマンチェスター・U戦でも、そのパフォーマンスに大いに注目だ。

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