中村俊輔の絶妙クロスから川又堅碁が同点弾も…「あと3点くらい決められた」

2017年08月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

終盤86分にヘディングシュートをねじ込む。

終盤に同点弾を決めた磐田の川又。(C) SOCCER DIGEST

[J1リーグ23節]磐田 1-1 C大阪/8月19日/ヤマハ

 互いに両ストライカーがゴールを決め、引き分けに終わった。

 試合は前半、磐田が攻撃のリズムを掴むが、再三のチャンスを活かしきれない。

 すると37分、C大阪は水沼宏太のクロスに杉本健勇がニアサイドで合わせ、逆サイドのゴールネットを揺らす。C大阪が先制に成功する。

 前半をC大阪の1点リードで折り返すと、63分に再び杉本に絶好機が巡って来る。右サイドからのアーリークロスがフリーの杉本の頭へ。しかし、ヘディングシュートは左ポストに弾かれ、こぼれ球はGKカミンスキーにキャッチされた。

 その後、ともにチャンスを活かせず、試合は終盤へ。すると86分、磐田はCKのチャンスを得る。中村俊輔がショートコーナーで変化をつけた後にクロスを入れると、これを川又堅碁が頭でねじ込んだ。磐田が試合を振り出しに戻す。

 試合は1-1で終了。ともに勝点1を積み上げるにとどまり、C大阪は勝点45、磐田は同39とした。互いに上位を狙う両チームにとって、痛み分けの結果となっている。

 同点弾を決めた川又は、試合後のインタビューで「(ゴールは)俊さんのボールが良かった。あと3点くらい決めることができた。勝てなかったことが悔しかった」と、ゴールの喜びよりも、勝点2を逃した悔しさで納得のいかない表情を見せた。
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