テネリフェ・サポーターが激怒!? 柴崎岳ら所縁の3選手がヘタフェ入りし、さらにあのエースも…

2017年08月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

柴崎にとってアマト獲得は朗報となるが…。

テネリフェからヘタフェへ移籍した柴崎だが、今夏はほかにも縁深い2選手が加入していた。(C)Getty Images

 去る6月、リーガ・エスパニョーラ2部の昇格プレーオフ決勝でしのぎを削った、テネリフェとヘタフェ。2戦合計3-2でヘタフェが激闘を制したわけだが、その結果、柴崎岳はテネリフェとの契約延長が実現せず、新天地を探すこととなった。
 
 そして7月17日、晴れて移籍先が決定。4年契約を交わしたクラブが"仇敵"ヘタフェだったため、日本でも驚いたファンが少なくなかった。テネリフェのクラブ関係者やサポーターは契約延長の望みを捨てていなかっただけに悲嘆に暮れたが、それがヘタフェだった事実にショックを隠せず。なぜなら、ガクは3人目の所縁(ゆかり)の選手だったからだ。
 
 ヘタフェは7月上旬、2選手の獲得を発表した。ひとりはCBブルーノ・ゴンサレス(ベティから)で、もうひとりはFWアンヘル・ロドリゲス(サラゴサから)。じつはこの両選手、テネリフェのカンテラ(下部組織)出身者なのだ。単なる偶然のタイミングとはいえ、テネリフェのサポーターにしてみれば面白くないだろう。プレーオフ決勝第2レグの試合後には、サポーター同士のちょっとした小競り合いもあっただけに、いまだヘタフェを敵対視する向きが強いのだ。
 
 しかもここにきてヘタフェは、アトレティコ・マドリーのセネガル代表ストライカー、アマト・エンディアイエの獲得に本腰を入れているという。名前を聞いてピンと来たひともいるだろう。昨シーズンはテネリフェに貸し出され、12得点を挙げたチーム得点王だ。テネリフェの買い取り工作は失敗に終わり、いまはアトレティコに戻って移籍先を模索している。
 
 相性の良かった柴崎にとって、アマトの加入は大歓迎だろう。一方でテネリフェのサポーターの心情やいかに……。さすがに"4人目"は受け入れがたいか。
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