「ガクの適応は完璧。ヘタフェに亡霊はやって来なかった」柴崎岳にスペイン全国紙が太鼓判!

2017年08月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

ボルダラス監督も「あの学習能力があれば大丈夫」。

スペインの国内メディアがこぞって柴崎を紹介している。その名が「全国区」になるのも時間の問題か!? (C)Getty Images

 リーガ・エスパニョーラ開幕に向け、急ピッチで調整を続けているヘタフェのMF柴崎岳。スペインの老舗全国スポーツ紙『MARCA』は「シバサキ、チームの一員になる」との見出しをつけ、キャンプでの様子を伝えた。
 
 今年1月のテネリフェ移籍当初は、チームや生活環境への適応に苦しんだ。同紙はそれを「テネリフェで取り付かれた亡霊」と表現し、「どうやらヘタフェにはやって来なかったようだ。ここまでは完璧な適応を見せている」と持ち上げた。
 
「入団発表から2週間が経つが、ガクはヘタフェをホームのように感じて過ごしている。なんの障害もない。すっかりチームの一員になった印象で、ホセ・ボルダラス監督もその進歩を喜んでいる。この指揮官のビジョンを理解するのはなかなか難しい作業だが、シバサキはすんなりすべてのコンセプトを理解し、日増しにチーム内での存在感を高めているのだ」
 
 さらに同紙はボルダラス監督の「ガク評」も紹介している。
 
「ガクは本当にすごいスピードで学んでいるし、我々もしっかりサポートしている。言葉の問題はあるが、あの学習能力があれば大丈夫だろう。日本人は真面目だからね。プリメーラ(1部)のフットボールに慣れなければいけないが、あまり心配はしていない。きっと我々になにかをもたらしてくれるはずだ」
 
 8月5日の親善試合ジローナ戦では、フルメンバーが揃った中で先発出場を飾った。ボランチのポジションに入り、攻守両局面で躍動。そして78分に決勝点を挙げ、猛アピールに成功している。
 
 はたして柴崎は、開幕スタメンを飾れるのか。そして背番号10の期待に違わぬ活躍を見せられるか。リーガ・エスパニョーラ第1節、ヘタフェの相手は強豪アスレティック・ビルバオ。敵地サン・マメスに乗り込む。
 
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