【J1採点&寸評】鳥栖 2-1 清水|2点目を演出のイバルボがMOM!清水は決定力不足に泣く…

2017年08月06日 荒木英喜

鳥栖――後半は防戦一方も、最少失点で逃げ切る。

【警告】鳥栖=高橋(9分)、藤田(52分) 清水=六平(53分)、竹内(73分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ビクトル・イバルボ(鳥栖)

[J1リーグ第20節]鳥栖 2–1 清水/8月5日/ベストアメニティスタジアム 
 
【チーム採点・寸評】
鳥栖 6

吉田の負傷退場でシステム変更を余儀なくされ、5バックになってからは防戦一方も、最少失点に収めて今季初の2連勝をつかんだ。

【鳥栖|採点・寸評】
GK
33 権田修一 6.6

1失点したが、前半から難しいシュートを浴びるも問題なく処理して清水の前に大きく立ちはだかる。影のMOM的存在となった。
 
DF
8 藤田優人 6

前半は清水の左サイドからの攻撃に後手を踏む形となったが、後半5バックの右に入ると松原の侵入を封じた。

5 キム・ミンヒョク 6
後半途中で珍しく足がけいれんするほど奮闘。その影響もあったのか、後半は長谷川にボールを収められる場面が目立った。
 
35 青木 剛 6.5
押し込まれる時間が長かったが、次々とシステムが変わる中でDFラインを統率しながら、最少失点にとどめた。
 
23 吉田 豊 6
冷静な判断で福田にパスを出し、先制点をアシスト。高いポジショニングで対面の相手を押し込むも、58分に無念の負傷交代となった。

MF
6 福田晃斗 6.5

6分のゴールでチームに流れをもたらす。プレスバックが高い位置でボールを奪い、田川のシュートにつなげた。
 
14 高橋義希 5.5
DFラインが下がっていたために、いつもの相手への寄せの鋭さがなく、ビルドアップでも効果的なパスは少なかった。
 
4 原川 力 6
FWを追い越してゴール前に走り、イバルボのスルーパスに反応して貴重な追加点を挙げる。プレスからのボール奪取も印象的。

次ページ鳥栖――途中出場のチョン・スンヒョンは、3バックの一角で奮闘。

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