救世主パトリックが全3得点に関与!広島が8試合ぶりの勝利、磐田の連勝は6でストップ

2017年08月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

1ゴール・2アシストの活躍で逆転勝利に貢献。

前線の核として機能したパトリック。広島の救世主になりそうな気配だ。(C)J.LEAGUE PHOTOS

[J1リーグ20節]磐田2-3広島/8月5日/ヤマハ
 
 J1リーグ20節の磐田対広島が8月5日、ヤマハスタジアムで行なわれ、2-3で広島が勝利した。広島の勝点3獲得は、5月20日の12節・甲府戦以来、実に8試合ぶり。その立役者になったのが、新加入のパトリックだった。
 
 1点ビハインドで迎えた24分、クロスを胸で丁寧に落として柏好文のゴールをアシストすると、58分には青山敏弘のスルーパスに抜け出し、GKを抜いて自らゴール。2-2で迎えた63分には、ドリブルで持ち上がって相手のマークをひきつけ、アンデルソン・ロペスの決勝点を演出した。
 
 全3得点に絡んだ新エースの奮闘で、広島は会心の逆転勝利。いまだ17位とJ2降格圏を抜け出せてはいないが、浮上のきっかけになり得る勝点3を獲得した。
 
 一方の磐田は、中村俊輔が自ら獲得したPKを16分に沈め、28分にはCKから大井健太郎のゴールをアシストする活躍を見せた。さらに、終了間際の88分には右サイドからのクロスでチャンスを演出したが……。アダイウトンのヘッドがバーを叩き、惜しくも同点ゴールにはならなかった。
 
 名波監督は「こういうゲームにしてしまったのは自分たち」と反省の弁。磐田は14節のG大阪戦から続いた連勝が6で止まった。
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