90名のサッカー少年少女が参加! 「復興支援 KAMAMOTO Football Festival in 熊本」

2017年08月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

元日本代表と子どもたちが、暑さにも負けず、ピッチを駆ける

7月23日(日)、会場は宇城市立ふれあいスポーツセンター。参加者、スタッフ全員で記念撮影。写真:首藤栄作

 7月23日、工業用シール剤、接着剤メーカーの株式会社スリーボンドが主催する「KAMAMOTO Football Festival」が熊本で開催された。サッカー界のレジェンド、釜本邦茂さんとゲスト講師の元日本代表DF秋田豊さんが、駆けつけた小学生を指導した。

 本年度2回目となる株式会社スリーボンド主催の「KAMAMOTO Football Festival」が開催された。今回は復興支援の目的もあり、会場は熊本県宇城市。地元の松橋高校のサポートも受けて、本企画の講師を務める釜本邦茂さん、ゲスト講師の秋田豊さんが、会場に集まった90名の小学生を対象に、サッカースクールを行なった。

 山城高校時代(1960年)に出場した国体で優勝して以来、何度も熊本を訪れているという釜本氏は、冒頭のあいさつで「自分の名前と響きが似ているし、熊本が大好きです」と話し、会場を沸かせた。

 前半はグループに分かれ、ドリブル、パス、シュート練習などの基礎練習を中心に身体を動かした。周囲を見渡しながら、たくさんの子どもたちにアドバイスするふたりの講師の姿が印象的だった。休憩を挟んだ後半からは講師陣、スタッフを交えてミニゲーム。子どもたちは炎天下の中、こまめに給水を取りながら、およそ4時間を笑顔で走り切った。

 最後は、低、中、高学年に分かれてリフティング大会が行なわれ、それぞれ上位2名には、2人のコーチからサインボールが贈られた。なかでも高学年の部は5分を超えても終わらず、秋田さんからの提案で、頭の上までボールを上げることが条件に加わり、やっと勝者が決まるほどレベルが高かった。

●当日の様子(写真)はこちらから

 閉会式では、講師陣から「正確にプレーすること」、「日々の練習を一生懸命にすること」、そして「周囲の人たちへの感謝すること」などメッセージが伝えられた。練習中の技術的なアドバイスも含め、元日本代表の言葉やプレーから、吸収できることはたくさんあった。子どもたちのこれからの成長に期待したい。

 株式会社スリーボンドが主催する「KAMAMOTO Football Festival」は、同社の社会・地域貢献活動の一環として、釜本さんと一緒に年3回のペースで各地を回っている。次回は10月15日に岡山で開催される。
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