FC東京が石川直宏の現役引退記者会見を公式FB&ツイッターでライブ動画配信

2017年08月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

記者会見は8月2日の午後5時からの予定。

2015年4月の甲府戦では腰痛から復帰して1年4か月ぶりのゴールも決めた。しかし、その後のドイツ遠征での負傷が現役生活の続行に大きく響いてしまった。写真:サッカーダイジェスト

 8月2日朝、FC東京の石川直宏が自らの公式ウェブサイトで、今季限りでの現役引退を表明した。また同日午前9時30分過ぎにクラブも石川の2017シーズンをもっての引退を発表し、併せて同日午後5時に予定されている石川の現役引退記者会見の模様をSNSでライブ動画配信することも発表している。ライブ動画配信については、FC東京公式フェイスブック及び公式ツイッター上で行なわれる。
 
 石川は2000年に横浜F・マリノスの下部組織からトップチームに昇格してプロキャリアをスタートすると、02年にFC東京に移籍。03年から現在の背番号18を背負い主力として定着するとともにA代表デビューも果たした。翌04年にはアテネ五輪代表として国際舞台を踏み、着実にキャリアを積み上げると、09年にはキャリアハイとなる15得点をマークし、ベストイレブンに選出された。
 
 12年にはザックジャパンで代表復帰も果たすなど健在をアピールしたが、14年は椎間板ヘルニアによりリーグ戦3試合の出場にとどまる。復帰した翌15年にはドイツ遠征で左膝前十字靭帯を断裂する重傷を負い長期離脱。昨年9月にはJ3の秋田戦でピッチへ返り咲いたが、今季はここまでJ1、J3ともに出場がなかった。
 
 自身の公式サイトでは「2015年8月にフランクフルトとの親善試合で負った怪我、手術から去年9月にJ3で復帰したものの再び状態が悪くなり、ここまで痛めている左膝のリハビリを復活に向けて取り組んできましたが、思っていた以上の回復が出来ていないこと、そしてピッチの上でチームの力になかなかなれないもどかしさがある中で、残りのシーズンを今まで以上に強い覚悟と責任、誇りをもって出し尽くしたい想いが強くなったのが決断の経緯になります」とのコメントを残し、引退に至る理由を明かしていた。
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