ネイマール「伝説のゴール6選」#3|待望のカンプ・ノウ初得点!

2017年08月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

敵のDFとGKが“お見合い”した一瞬の隙を見逃さず。

2013年9月のR・ソシエダ戦でカンプ・ノウ初ゴールを挙げ、チームメイトたちに祝福されるネイマール。(C)Getty Images

 幼少期から"ブラジルの至宝"として大きな注目を集め、今やその名に違わぬ世界的なスーパースターとなったネイマール。そのキャリアの中でとりわけ印象深い「伝説のゴール6選」を振り返る短期集中連載だ。
 
 第3回は2013年9月24日のレアル・ソシエダ戦(リーガ・エスパニョーラ6節)。同年夏にサントスからバルセロナに移籍したネイマールが、本拠地カンプ・ノウで初ゴールを決めた試合だ。
 
 歓喜の瞬間は5分にいきなり訪れる。アレクシス・サンチェス(現アーセナル)が右サイドを突破して中央にクロスを供給。ゴール前に走り込んだネイマールは、敵のDFとGKが"お見合い"した一瞬の隙を見逃さず、ボールをゴールマウスに蹴り込んだのだ。
 
 8月21日のスペイン・スーパーカップ第1レグ(アトレティコ・マドリー戦)でバルサ初得点を挙げていたネイマールだが、カンプ・ノウとリーガでのゴールはこれが初めてだった。
 
 ちなみに、その3分後にネイマールはアシストも記録。左サイドをドリブルで単独突破してクロスを上げ、リオネル・メッシのダイビングヘッドゴールを演出している。
 
 初年度のネイマールは、公式戦41試合出場で15ゴール・15アシストを記録。クオリティ-の高さはもちろん、独特のサッカーを志向するため、どんな名手でも適応するのが難しいと言われる"バルサ・スタイル"に素早くフィットし、才能の大きさを見せ付けたのだった。
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