ダニーロのマンC移籍が決定! ユーベやチェルシーを蹴った理由は?

2017年07月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「すぐにシティに行こうと決めた」。

マンチェスター・C移籍が決まったダニーロ。プレミア初挑戦となる。写真はクラブ公式ツイッターより

 アメリカ遠征中のマンチェスター・シティは現地時間7月23日、レアル・マドリーからブラジル代表DFのダニーロを獲得したことを発表した。
 
 契約は2022年6月までの5年間。移籍金は非公表だが、イギリス・メディア『BBC』によると2650万ポンド(約38億4300万円)だという。
 
 現在26歳のダニーロは、2009年にアメリカMGでプロデビュー。サントスとポルトを経て、2015年にマドリーに入団した。しかし、2シーズンに渡ってダニエル・カルバハルとのポジション争いで劣勢を強いられ、今夏の退団が囁かれていた。ユベントスやチェルシーなども興味を示していたが、マンチェスター・Cが争奪戦を制した。
 
 ダニーロは公式サイトで「他のクラブからも大きな関心があったけど、ペップ・グアルディオラの下でプレーしたいという野望があった。彼が欲しいと言ってくれたと聞いて、すぐにシティに行こうと決めたよ。とても、とても嬉しいね」と決断の理由を語っている。
 
 グアルディオラ監督が好む足技に優れた攻撃的SBの加入についてチキ・ベギリスタインFDも、「ダニーロは最終ラインと中盤でプレーでき、我々のチームに多くの汎用性を提供するだろう。ペップの選択肢を増やすことができる。シティで成功するために必要なすべての能力を持っている」とコメントしている。
 
 今夏はパブロ・サバレタ(→ウェストハム)、バカリ・サーニャ(→フリー)、ガエル・クリシ(→イスタンブールBB)、アレクサンダル・コラロフ(→ローマ)が一挙に退団し、サイドバックの補強が急務となっていたマンチェスター・C。カイル・ウォーカーに続いてダニーロを迎え入れたことで、右サイドは目途が立った。
 
 左サイドに関してはバンジャマン・メンディ(モナコ)と移籍金5200万ポンド(約75億4000万円)で基本合意に達したと伝えられており、近日中の正式発表が見込まれている。
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