1アシストのポドルスキをネルシーニョ監督が称賛!「プラスになることを証明してくれた」

2017年07月22日 橋本啓(サッカーダイジェスト)

「得点してもチームが負けてしまったら意味がないので、勝点3を獲りたい」(ポドルスキ)

仙台とのプレシーズンマッチで実戦デビューしたポドルスキは、鮮やかなスルーパスでチーム2点目をアシスト。ゴールこそなかったが、きっちりチャンスに絡んだ。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

[プレシーズンマッチ]仙台2(2PK4)2神戸/7月22日/ユアスタ

 スタメンで実戦デビューした神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが、上々のスタートを切った。

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 7月6日に来日してから2週間余り、この日に向けてトレーニングを積んできたポドルスキは、渡邉千真との2トップで先発出場。開始早々、橋本和からのパスを受けて利き足の左足でファーストシュートを放つと、その後も積極的にボールに絡んで攻撃を組み立てるなど存在感を示す。

 すると、1点リードして迎えた34分、味方が自陣でインターセプトしたボールをハーフウェーライン付近で受け、すかさず前線の渡邉へスルーパスを供給。これを受けた渡邉が右足でシュートを沈めて、日本での初アシストを決めた。

 コンディション面を考慮され、45分間限定での出場となったなか、きっちりチャンスに絡んだその働きぶりには、ネルシーニョ監督も「チームのプラスになってくれることを証明してくれた」と、合格点を与えている。

 本人もある程度手応えを掴んだようで「コンディションが100パーセントではないなかで、しっかりプレーできて、良い準備ができたんじゃないかと思います」とコメント。

 J1デビュー戦になる予定の大宮戦(7月29日)に向けては「攻撃の選手なので、点を取ること、チャンスを作ることをやっていきたい。得点してもチームが負けてしまったら意味がないので、勝点3を獲りたい」と、必勝を誓った。

取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
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