ヴェッラッティも加入! 敏腕代理人ライオラの契約選手で構成したイレブンが豪華!!

2017年07月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

サブメンバーにはあの“悪童”の名前も

ヴェッラッティをも“手中に収めた”ライオラ代理人。この先、ポグバと同じチームでプレーさせるという考えはあるだろうか? 写真は昨年9月の代表戦のもの。 (C) Getty Images

 パリ・サンジェルマンのイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティが、これまでの代理人だったドナート・ディ・カンプリと手を切り、ミーノ・ライオラと新たに契約を結んだことは、彼の今後の去就への影響を含めて、大きな注目を集めている。


 ライオラといえば、先日は18歳のイタリア代表GK、ジャンルイジ・ドンナルンマとミランとの契約延長交渉でも暗躍し、退団をちらつかせながら、最終的に年俸600万ユーロ(約7億6800万円)の4年契約という破格の条件を引き出すなど、その敏腕ぶりで知られている。
 
 また、ズラタン・イブラヒモビッチ、ポール・ポグバ、ロメル・ルカク、マリオ・バロテッリら、超大物選手をクライアントとしており、今、代理人のなかでは、ジョルジュ・メンデス(クリスチアーノ・ロナウドらの代理人)と並んで最も大きな勢力を誇る存在である。
 
 その凄さを表わす意味で、フランスの『レキップ』紙が7月20日付の記事で「ライオラ・イレブン」を構成。結果、以下のような非常に豪華なチームができ上がった。
 
GK
ドンナルンマ(ミラン)
DF
イニャツィオ・アバーテ(ミラン)
グレゴリー・ファン・デルヴィール(フェネルバフチェ)
ロドリゴ・エリー(アラベス)
ルカ・ペッレグリーニ(ローマ)
MF
ヴェッラッティ(パリSG)
ポグバ(マンチェスター・U)
ヘンリク・ムヒタリアン(マンチェスター・U)
ジャコモ・ボナベントゥーラ(ミラン)
FW
イブラヒモビッチ(フリー)
ルカク(マンチェスター・U)
 
サブ
GK:セルヒオ・ロメロ(マンチェスター・U)
DF:ケニー・テテ(リヨン)
MF:ブレイズ・マテュイディ(パリSG)
FW:バロテッリ(ニース)、エムバイ・ニアング(ミラン)、ジャスティン・クライファート(アヤックス)
 
 攻撃陣は何とも豪華(反面、DFは少し地味に映るかもしれないが……)。新たに"加入"したヴェッラッティが中盤でゲームを作り、ポグバがチャンスを作り、イブラヒモビッチ、そしてマンチェスター・Uに加入したばかりのルカクが決める! 実際に見てみたい、夢のチームだ。
 
 すでに完成したスーパースターから若き原石まで、年代も様々。ドンナルンマの以外にも、十代の選手がふたり含まれている。
 
 イタリアU-19代表でローマのトップチームに昇格したばかりのSBペッレグリーニ(18歳)、そしてクライファート(17歳)。後者は、90年代にオランダ代表、アヤックス、バルセロナなどで活躍したあのパトリック・クライファート(現パリSGのディレクター)の息子(二男)である。
 
 それにしても、自分のクライアントだけで全ポジションを埋めて、これほど魅力的なチームを作れる(しかも有能なバックアッパーも控えている!)とは、やはりライオラ恐るべしである。
 
 レキップ紙は、これらの選手の価値を合わせて「3億ユーロ(約380億円)超のチーム」と称しているが、今後、その数字はさらに上がって行くことは間違いだろう。
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