遠藤航がワールドクラスFWの凄さを体感「本当にダッシュしてるのか分からなかったけど…」

2017年07月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半は「ボールを奪う回数もけっこうあったし、自信になった」。

85分には同点に追いつくヘディングシュートを放った遠藤。課題を感じた一方で手応えも掴んだ。(C) SOCCER DIGEST

[Jリーグワールドチャレンジ]浦和 2-3 ドルトムント/7月16日/埼玉

 ドイツの強豪を相手に浦和が終盤まで競り合う健闘を見せた。だが、遠藤航にとってはほろ苦さを残す結果となってしまった。

【PHOTO】浦和善戦するも及ばず… ドルトムントがシュールレの決勝弾で逆転勝利!

 85分に、一時は同点に追いつくヘディングシュートを放った遠藤だったが、3分後の88分に自らのクリアミスを拾われて、アンドレ・シュールレに手痛い一発を叩き込まれた。決勝点を献上した場面を振り返り、「後ろで(駒井)ヨシアキの声が聞こえたので、触ろうかスルーしようか迷ったんですけど。後ろのヨシアキに任せれば良かったかもしれないし、触るならサイドのほうに出すべきだったかな」と、やや悔いを残す結果に。

 しかし、手応えも感じていた。ブロックを築き、やや引いたこともあって押し込まれはしたが、無得点に抑えた前半を振り返ると「ボールを奪う回数はけっこうあったし、そこは自信にもなった」とした。

 前半のみの出場だったものの、相手エースのガボン代表、ピエール=エメリク・オーバメヤンとも対峙。「相手はコンディションが整っていないというのもあって、オーバメヤン選手も本当にダッシュしているのか分からなかった。でも、それでも速いみたいな…」と、本物のワールドクラスの凄さを実感したようだ。

「そんなコンディション的にも微妙な相手に完敗したわけではないし、良いゲームができていた。そういう意味では良かったと思う」と、敗れはしたが強豪相手の善戦をポジティブに捉えた。
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