興梠先制、遠藤が同点弾も…ドルトムントが浦和に貫録の逆転勝ち!

2017年07月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

香川真司はベンチ入りするも出場せず。

CKから興梠が押し込み浦和が先制点を挙げる。(C) SOCCER DIGEST

 Jリーグワールドチャレンジ2017の浦和レッズ対ボルシア・ドルトムントが7月15日、埼玉スタジアム2002で行なわれ、ドルトムントが3-2で勝利した。

【浦和2ー3ドルトムント PHOTO】浦和、先制するもドルトムントに逆転負け!

 6月のワールドカップ予選で左肩脱臼の怪我を負った香川真司は、代謝障害からの復帰を目指すマリオ・ゲッツェとともにベンチスタート。ドルトムントのスタメンには、去就が注目されるガボン代表のピエール=エメリク・オーバメヤンのほか、ドイツ代表のアンドレ・シュールレ、トルコ代表のヌリ・シャヒンなど各国代表勢が名を連ねた。

 試合は立ち上がりからドルトムントが攻勢をかけ、浦和陣内に押し込んだ。14分には、ゴンサロ・カストロのFKにマルク・バルトラが頭で合わせるが、クロスバーを直撃し、ゴールとはならない。

 一方ドルトムントの攻勢を凌いだ浦和も徐々に攻撃の糸口を掴み始める。22分には関根貴大のクロスに武藤雄樹がボレーで合わせるも、惜しくもポストに弾かれてしまう。しかし24分、浦和はCKを獲得すると、柏木陽介のキックに飛び込んだ興梠慎三が右足で合わせ、ドルトムントゴールに流し込む。浦和が先制に成功する。

 浦和先制後は、再びドルトムントが猛攻を見せるが、前半は浦和の1点リードで終了した。

 後半、浦和は興梠ら3名を入れ替え、一方のドルトムントはオーバメヤンら5名を入れ替えてキックオフを迎える。62分には、ドルトムントはシャヒンに代えて、ゲッツェを投入する。

 そして76分、ドルトムントはカストロのパスを受けたエムレ・モルが槙野智章と競り合いながらも左足で押し込み、同点とする。さらに3分後の79分には再びモルがこぼれ球を押し込み逆転に成功した。

 しかし浦和も85分、CKのチャンスを活かす。柏木のキックに飛び込んだ遠藤航がヘディングシュートでゴールネットを揺らす。浦和が同点に追いつく。

 それでもドルトムントは88分、遠藤のクリアミスを拾ったシュールレが落ち着いて左足のシュートを沈め勝ち越し。

 試合はその後も互いにゴール前の攻防が見られたものの、最後はドルトムントが逃げ切り、3-2で浦和に勝利した。注目された香川は出場しなかった。
  
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