ボヌッチ獲得をミランが正式発表! ユベントスは功労者へ感謝と激励の言葉を贈る

2017年07月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

ユーべは移籍金額についても明かす

新たなリーダーとして、新生ミランを栄光へ導くことが期待されるボヌッチ。彼自身、経験できていない欧州制覇をこのクラブで実現できるか!? 写真はミラン公式ツイッターより

 7月14日(現地時間)にユベントスのレオナルド・ボヌッチが、ミランのクラブオフィス「カーザ・ミラン」に赴き、5年という長期契約を交わしたというニュースを報じたが、その後、改めて両クラブが、このイタリア代表DFの移籍を正式に発表している。


 わずか2日間の交渉で、あのレアル・マドリーやチェルシーも獲得を狙った超大物CBを手に入れたミランは、公式サイトで「ボヌッチの完全移籍でユベントスと合意に達した」と声明を出し、数日のあいだにメディカルチェックを行なう予定だと記した。
 
 一方、7シーズン、チームに貢献したボヌッチを送り出すこととなったユベントスも、やはり公式サイトで「ミランと合意に達した」と公式に発表している。
 
 同クラブは移籍金についても触れ、「3年間で4200万ユーロが支払われる」、さらには「この移籍で3950万ユーロの経済効果が生まれる」とも記している。
 
 ボヌッチについては、現在の繁栄期を作り上げた功労者のひとりということで、以下のように称賛の言葉を綴った。
 
「2010年に入団した時、レオは輝かしい未来に向かうユベントスの希望であり、安全を保障する存在だった。ともに同じ目標に向かって進み、彼は短期間でユベントスにとって不可欠な存在となり、さらには世界最強のDFとなった」
 
「加入から2シーズン目でスクデットを勝ち取ると、そこからセリエAを6連覇、コッパ・イタリア3連覇などを達成した。レオは経験豊富な仲間たちとともに、新加入の選手たちをリードし、ユベントスのDNAを新たな世代に引き継いでいくことにも貢献してくれた」
 
 そして、「レオは今後、違うユニホームを身に纏うことになる。我々が言えるのは、『幸運を祈る』ということ。そして、この美しき7年間、ともに戦ってくれたことに対する感謝である」と締めている。
 
 ユベントスの堅守の象徴からミランの最終ラインのリーダーへ。新シーズン、新たな挑戦に臨むボヌッチには、これまで以上に人々の視線が注がれそうだ。
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