R・マドリーが宿敵バルサに勝利! 逸材ダニ・セバジョスの獲得を発表!

2017年07月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

気になる移籍金は……。

U-21欧州選手権では顕著なパフォーマンスを披露して大会MVPに輝いたダニ・セバジョス。 (C) Getty Images

 現地時間7月14日、レアル・マドリーはベティスに所属するスペインU-21代表MFのダニ・セバジョスと2023年までの6年契約を締結したことを発表した。気になる移籍金については公表されていないが、複数のスペイン・メディアによれば1700万ユーロ(約21億7600万円)になると伝えられている。
 
 また、公式サイトの発表によれば、入団会見やセレモニーなどは現地7月20日の13時から行なわれる予定で、チームには21日から合流するとのこと。
 
 現在20歳のダニ・セバジョスは、2014年にベティスでプロキャリアをスタート。類まれな技巧を駆使したプレーで、2シーズン目からはチームの主力として活躍してきた。代表でも各年代別チームに招集され、2015年のU-19欧州選手権では見事に優勝を成し遂げたほか、今夏のU-21欧州選手権ではチームは準優勝に終わったものの、大会MVPに輝いていた。
 
 そんな期待の俊英の去就を巡って、今夏は"エル・クラシコ"が勃発。本人が移籍を望んだと伝えられているバルサは、「トップチームの一員として迎えたい」とベティスが設定した契約解除金の1500万ユーロ(約18億円)を満額用意していた。
 
 しかし、スペイン紙『マルカ』によれば、そんなライバルよりも先に同選手の代理人と交渉を開始していたR・マドリーは、クラブに対しても契約解除金を上回る移籍金を提示し、今回のダニ・セバジョスを巡る移籍交渉をまとめ上げた。
 
 R・マドリーの攻撃的MFといえば、ハメス・ロドリゲスはバイエルンに去ったとはいえ、トニ・クロースやルカ・モドリッチ、イスコ、マルコ・アセンシオなど粒ぞろいだ。そうした選手たちとの競争を若きスペイン代表が勝ち抜けるのか? ジネディーヌ・ジダン監督の起用法も含めて今後の動向に大いに注目したい。
 
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