「重大発表」を予告のイブラ、争奪戦にMLSの2クラブが再浮上

2017年07月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「近いうちに大きな発表がある」と宣言。

マンUとの契約が切れ、去就が注目されているイブラヒモビッチ。新天地の候補として、かねてから噂のあったアメリカのMLSが再浮上した。(C)Getty Images

 去就が注目されている元スウェーデン代表FWのズラタン・イブラヒモビッチだが、新天地候補として再びアメリカのMLSが挙がっている。現地時間7月14日、イギリス・メディアの『BBC』が報じている。
 
 イブラヒモビッチは4月20日に行なわれたアンデルレヒト戦(ヨーロッパ・リーグ準々決勝・第2レグ)で右膝十字靭帯断裂の重傷を負い、契約延長交渉が頓挫して、今夏にマンチェスター・ユナイテッドを退団。現在は本格的なリハビリに着手しており、順調な回復を見せている。当初は2018年以降になると目されていた復帰時期が、今年10月まで早まる可能性があるという。
 
 13日の『ESPN』によると、イブラヒモビッチは「近いうちに大きな発表がある。それは重大なものとなるだろう」と、重大発表を行なうと予告。元スウェーデン代表FWは近日中に今後についての重要な決断を下すと見られる。
 
 イブラヒモビッチの新天地として、6月まで所属していたマンチェスター・Uや、同じく古巣のミランなどが候補に挙がっているが、かねてから噂のあったアメリカのMLSからも2つのクラブが関心を示している。
 
 BBCによるとそれは、ロサンゼルス・ギャラクシーとロサンゼルスFCの2チームのようだ。前者は今年の3月にMLS史上最高年俸でのオファーが伝えられ、後者は2018年から新規参入を果たすクラブだ。
 
 なお、ロサンゼルスFCは、レバークーゼンに所属するメキシコ代表FWのハビエル・エルナンデスや、ガラタサライに所属するオランダ代表MFのヴェスレイ・スナイデルの獲得も狙っているとされている。この2選手に加えて、イブラヒモビッチが加われば強力な陣容が形成される。
 
 35歳を迎えたイブラヒモビッチだが、昨シーズンもマンチェスター・Uのエースに君臨し、チーム最多となる公式戦28ゴールを挙げるなど、その得点力に衰えは見られない。稀代のストライカーの新天地はどこになるのか要注目だ。
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