「最高の気分!」ルーニーがエバートン復帰戦で強烈ゴラッソ!

2017年07月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼は勝者だ」と即起用のクーマンも絶賛。

一瞬の隙を見逃さずに相手ゴールを射抜いたルーニー。そのセンスやスキルはいまだ衰えていない。 (C) Getty Images

 現地時間7月13日、エバートンはタンザニアでケニアのゴル・マヒナと対戦。マンチェスター・Uから13年ぶりの古巣復帰で大きな注目を浴びているイングランド代表FWのウェイン・ルーニーが、さっそくファンを魅了した。
 
 ケニアのベッティング会社『Sport pesa』とユニホームスポンサー契約を締結したため、現在はアフリカでプレシーズンツアーを行なっているエバートン。その初陣となったゴル・マヒア戦に先発出場したルーニーは、35分にいきなり魅せた。
 
 左サイドのアデモラ・ルックマンから中央でパスを受けた背番号10は、ゴールまで約27メートルの位置から右足を一閃。この強烈なシュートがゴール左上に突き刺さったのだ。
 
 その後、エバートンは一度追いつかれたものの、81分に下部組織出身のキーラン・ドーウェルが勝ち越し弾を決めて、2-1でプレシーズン初戦を白星で飾った。
 
「上手くいったね」と試合後に自画自賛したのは、前半のみの出場となったルーニーだ。
 
「エバートンのためにまたゴールを決められて、最高の気分だ。ありがたいことに今日はメンバーに加えてもらえた。この45分は助けになるよ。広いエリアでボールを受けた時に、ちょっとスペースが見えたから打ってみることにしたんだ。上手くいったね」
 
 チームに合流して3日間しか経っていないルーニーを起用したロナルド・クーマン監督も、そのプレーに賛辞を贈っている。
 
「ルーニーはあのポジションにおいていまだトップクラスだ。彼はタイトルの勝ち取り方を知っている勝者。我々はそういう存在を欲している。彼が今日やったことを見ただろう? キープレーヤーになれるね」
 
 入団会見で「老人ホームに入るわけじゃない」と古巣復帰が自身のキャリアにおいてマイナスではないと明言していたルーニー。その言葉通りのプレーをさっそく披露してくれた。新シーズンに向けて期待が膨らむ。

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