ドグラス・コスタのユーべ移籍が決定! 「タイトルを勝ち取る」と意気込む

2017年07月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

6月13日にユーべとの合意が伝えられていた。

イタリア王者への移籍が発表されたD・コスタ。初挑戦となるセリエAでインパクトを残すことができるか。写真はユーべのインスタグラムより

 ユベントスは現地時間7月12日、バイエルンからブラジル代表MFのドグラス・コスタを獲得したことを、公式サイトで発表した。2018年6月までの1年レンタルで、買取オプションが付く。
 
 現在26歳のD・コスタは、2010年夏にブラジルのグレミオからシャフタール・ドネツクに移籍すると、国内リーグの4連覇に貢献するなど台頭。2015年夏移籍金3000万ユーロ(約38億4000万円)でバイエルンへ加入し、ステップアップを果たした。
 
 バイエルン移籍1年目は圧倒的なスピードやテクニックを武器に、強烈なインパクトを残したが、2年目の16-17シーズンは怪我もあり、先発出場がわずか14試合と不完全燃焼に終わっていた。
 
 そんなD・コスタは5月にバイエルンに退団の意思を伝え、クラブも移籍を容認。これを受けて、ユベントスやトッテナムなどが獲得に乗り出していたが、6月13日に個人合意が報じられていたイタリア王者が、結局は争奪戦を制した。
 
 なお、公式サイトによるとレンタル料は600万ユーロ(約7億6800万円)で、ユーべが4000万ユーロ(約51億2000万円)を2年分割でバイエルンに支払えば、完全移籍で獲得できるという。
 
 D・コスタは、「ユーべと契約ができて嬉しいし、偉大なクラブの一員になることを喜んでいる。勝者のメンタリティを持ち続けたいし、このチームでタイトルを勝ち取りたい」と意気込みを語っている。
 
 16-17シーズンは不完全燃焼に終わったD・コスタだが、本来の実力を発揮すれば、初挑戦となるセリエAでも、バイエルン1年目と同様にインパクトを残す可能性は十分にある。両翼の質量が課題だったユーべも大きな期待をかけている。はたして、ブラジル人ウインガーは、イタリアの地でどのような活躍を見せてくれるのだろうか。
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