ルカクを逃したチェルシー、モラタかオーバメヤンを獲得か?

2017年07月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

10日にルカクのマンチェスター・U入団が決定。

ルカク争奪戦に敗れたチェルシーはモラタ(左)とオーバメヤン(右)の獲得に乗り出すようだ。(C)Getty Images

 チェルシーはレアル・マドリーに所属するアルバロ・モラタの獲得に本腰を入れ始めたようだ。現地時間7月10日、スペインの『アス』紙が報じている。
 
 チェルシーは16-17シーズンのチーム得点王(20ゴール)であるジエゴ・コスタが、6月上旬に「(アントニオ)・コンテ監督から来シーズンは頼りにしていないと言われた」と事実上の戦力外を告げられたことを暴露。代役候補として、ベルギー代表FWのロメル・ルカクの獲得を目指していたが、マンチェスター・ユナイテッドとの争奪戦に敗れた(現地時間7月10日に正式決定)。
 
 そこで次善のターゲットだったモラタの獲得に舵を切ったとされる。スペイン代表FWはマンチェスター・Uへの加入が秒読みと見られていたが、ルカクの入団決定により、その可能性は事実上消滅した。
 
アス紙によるとチェルシーは、モラタの獲得に向けて8000万ユーロ(約96億円)のオファーを準備しているという。しかし、マドリーの要求額は9000万ユーロ(約108億円)と両クラブの間にはまだ開きがある。
 
 また、チェルシーはドルトムントに所属するピエール=エメリク・オーバメヤンの獲得にも乗り出しているという。現地時間10日、スペインの『マルカ』紙はブルーズがガボン代表FWに7000万ユーロ(84億円)のオファーを準備していると報じた。
 
 しかし、オーバメヤンの獲得にはパリ・サンジェルマンやミラン、中国の天津権健も名乗りを挙げており、ルカクと同様に争奪戦が展開されることになる。
 
 復帰濃厚とされていたルカクを取り逃がし、同じ失敗は避けたいチェルシーだが、はたして、新ストライカーの確保に成功できるだろうか。
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