鹿島のアウェー連勝がストップ…FC東京と2-2ドローで2位に転落

2017年07月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

FC東京は橋本、鹿島はP・ジュニオールが2得点。

2ゴールを挙げた橋本は、豊富な運動量でピッチを駆け回った。(C)SOCCER DIGEST

[J1リーグ18節]FC東京2-2鹿島/7月8日/味スタ

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 J1リーグ18節のFC東京対鹿島が8日、味の素スタジアムで行なわれ、2-2の引き分けに終わった。
 
 試合は、順延分の13節・G大阪戦から中2日で挑んだ鹿島が先制に成功する。16分、パスをつないで右サイドを切り崩し、西大伍がクロスを供給。金崎夢生のヘディングシュートはGK林彰洋に阻まれたが、ペドロ・ジュニオールがこぼれ球に反応して頭で押し込んだ。
 
 対するFC東京は前半終了間際の44分、太田宏介のクロスに橋本拳人が合わせて同点弾をゲット。さらに後半立ち上がりの47分にも、ピーター・ウタカのラストパスを受けた橋本が逆転弾を見舞った。
 
 しかし、これでゲームは終わらない。ビハインドを背負った鹿島が、試合を振り出しに戻す同点弾を決めるのだ。

 左サイドでボールを持ったレオ・シルバがP・ジュニオールにパスを通すと、このブラジル人が個人技でゴールを陥れる。エリア内でボールを持ったP・ジュニオールは素早く反転。角度のないところから右足の巻いたシュートでネットを揺らした。GK林とすればノーチャンスの素晴らしい一発だった。

 終盤はFC東京の攻勢が目立ったが、2-2のまま試合は終了。引き分けで勝点1を分け合った。勝点25としたFC東京は神戸に抜かれて10位に退き、勝点37の鹿島もC大阪に抜かれて2位に転落した。
 
 鹿島は今季アウェーゲームでの全勝記録がストップした。とはいえ、過密日程を考えれば、まずまずの引き分けと言えるかもしれない。

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