川崎が怒涛の逆転劇で3連勝&3位浮上! 鳥栖は2点リードを守れずまさかの敗戦

2017年07月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半アタマの“2枚替え”が功を奏す。

エースの小林は3試合連続となるゴールを決め、逆転勝ちに貢献した。(C) SOCCER DIGEST

[J1リーグ18節]鳥栖 2–3 川崎/7月8日/ベアスタ
 
 ホームの鳥栖は豊田陽平がベンチスタートで、富山貴光がスタメン入り。一方の川崎は、家長昭博が14節の横浜戦以来の先発復帰を果たした。
 
 試合が動いたのは39分。鳥栖は吉田豊がペナルティエリア内でエウシーニョに倒されPKを獲得すると、これを原川力が沈め先制する。
 
 さらに42分、福田晃斗の右からのクロスにチョ・ドンゴンが頭で合わせて追加点を奪う。前半は鳥栖の2点リードで終了する。
 
 反撃に出たい川崎は後半開始から、家長に代えて中村憲剛、そして三好康児を下げて登里享平をピッチに送り込む。
 
 川崎は56分、中村が左サイドからクロスを供給すると、エドゥアルド・ネットの頭に当たったボールに谷口彰悟が反応し1点を返す。さらに58分、左サイドを突破した車屋紳太郎のクロスにエウシーニョが合わせて同点に追いつく。
 
 攻勢を緩めない川崎は62分、大島僚太が左サイドに展開すると、車屋が狙い澄ましたクロスを供給。これをエースの小林悠が決め、ついに逆転に成功する。
 
 まさかの逆転を喫した鳥栖は70分に小野裕二を下げ藤田優人、さらに77分には原川に代えて水野晃樹を投入する。
 
 しかし、試合はそのまま動かず3-2で終了。川崎が怒涛の逆転劇を見せ、3連勝で3位に浮上した。一方の鳥栖は、2点リードを守れずホームで手痛い敗戦を喫した。
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