5月度ベストゴール演出の仙台新人レフティが靱帯損傷で後半戦絶望か

2017年07月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

17節・G大阪戦で負傷し手術を実施。

ルーキーながら仙台の左サイドアタッカーとして存在感を見せていた永戸。今季は無念のリタイアとなりそうだ。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 J1のベガルタ仙台は7月4日、DF永戸勝也がJ1リーグ17節のガンバ大阪戦で負傷し、今季中の復帰は困難な見通しとなった。

 永戸は7月1日のG大阪戦の10分、左サイドからクロスボールを上げようとした際に足を痛め、そのままプレー続行不可能となり途中交代していた。その後、同3日に仙台市内の病院で手術を受けた永戸は、右足外くるぶしの脱臼骨折および内くるぶしの靭帯損傷(※正式名称:右足関節脱臼骨折および複合靭帯損傷)と診断され、全治6か月を要する見込み。

 永戸は今季、全17試合に出場し、うち16試合に先発。ルーキーながら不動の左ウイングバックとして、チームに不可欠な存在となっていた。また5月28日の13節・新潟戦では、絶妙なクロスでエース・クリスランの技ありのワントラップボレーによる得点を演出。これが5月のJリーグ月間ベストゴールにもなっていた。

 ここ2戦は上位のC大阪、G大阪に善戦しながらも敗れ、2連敗としている仙台。主軸の負傷離脱は痛恨と言えるだろう。
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