【J2採点&寸評】湘南2-1名古屋|追加点のジネイは基準点としても機能。対して名古屋の前線は…

2017年07月02日 隈元大吾

湘南――流れを引き寄せた島村の先制点が大きかった。

【警告】湘南=ジネイ(87分) 名古屋=杉森(35分)、F・ガルシア(64分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ジネイ(湘南)

[J2リーグ21節]湘南2-1名古屋/7月1日/BMWス


【チーム採点・寸評】
湘南 6.5
相手がポゼッションを高めるなか落ち着いてゲームをコントロール。2点目を奪ったあとの試合運びには課題を残すも、6試合ぶりの複数得点とともに4連勝で前半戦を締め括った。
 
【湘南|選手採点】
GK
1 秋元陽太 
 序盤、守備機会がなかったなかで、突然打たれたミドルシュートも鋭い反応で阻止。コーチングも含めて守備を支えた。

DF
13 山根視来 6.5
前線へのフィードや縦パス、得意のドリブルで攻撃を活性化。守備では1対1の強さを発揮し、シュートも身をていして防いだ。

4 アンドレ・バイア 5.5
失点シーンは寄せ切りたかったが、試合を通して相手のくさびをケアし、入ってくるボールを撥ね返した。

30 島村 毅 6.5(69分OUT)
セットプレーを含め、ハイボールに対して身体を張った。前半終了間際にはチームを優位に導く先制点を挙げた。
 
MF
24 奈良輪雄太 6.5
持ち前の粘り強い守備はもちろん、前半から積極的に攻撃参加。後半には絶妙なクロスで貴重な2点目をアシストした。

6 石川俊輝 6.5
攻撃を裏返された際に素早い対応で相手のカウンターを阻止。セカンドボールも引き寄せ、攻撃につなげた。

5 秋野央樹 6.5(88分OUT)
ボールを落ち着かせ、時に鋭い縦パスで攻撃の緩急をコントロール。コーナーキックを狙いすまして先制点をアシストする一方、守備にも献身した。

次ページ湘南――山田、端戸の2シャドーも良い働き。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事