宮市亮に再び試練…右膝前十字靭帯断裂で長期離脱へ

2017年06月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

2月には怪我との決別を宣言していたが…。

6月28日の練習中に右膝の大怪我を負った宮市。再び試練に襲われることになった。(C)Getty Images

 ドイツ・ブンデスリーガ2部のザンクト・パウリは現地時間6月28日、日本人FWの宮市亮が右膝前十字靭帯断裂の大怪我を負ったことを発表した。
 

 宮市は同日の午前練習で紅白戦中に右膝を負傷。チームドクターの検査を受けたところ、前十字靭帯を断裂していたことが明らかになった。
 
 クラブの公式サイトによると、宮市は来週に右膝の手術を受けることになり、復帰には数か月以上を費やすことになるという。
 
 2015年夏にアーセナルからザンクト・パウリに移籍した宮市は、直後のプレシーズンマッチで左膝前十字靭帯断裂の怪我を負い、ほぼ1年を棒に振った。さらに、再起を期した16-17シーズンも出場試合こそ増やしたが、右足の肉離れなど小さな故障を繰り返してきた。
 
 宮市本人は今年2月に「プレーできないのはいつも辛いですけど、サッカー選手に怪我はつきものです。僕の場合は人より多いかもしれませんが、そのことで落ち込むことはない。そして、もう怪我をすることはない」と怪我との決別を宣言していたが、またもや試練に襲われることになった。
 
 18歳でアーセナルと契約し、アルベルト・ザッケローニ監督率いる日本代表にも名を連ねるなど、将来を嘱望されていた宮市。24歳を迎えた快速ウインガーは再び怪我を乗り越え、ピッチで躍動する姿を見せられるだろうか。
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