マンC加入が秒読みか…D・アウベスがユベントスに別れのメッセージを送る

2017年06月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

自身の『インスタグラム』に想いを綴った。

ユベントスに別れのメッセージを送ったD・アウベス。イタリア生活に1年でピリオドを打つことが決定的になった。(C)Getty Images

 ブラジル代表DFのダニエウ・アウべスは現地時間6月27日、自身のインスタグラムを更新し、ユベントスに別れのメッセージを送っている。


 昨夏にバルセロナからユーべに加わったD・アウベスは、16-17シーズンの公式戦で33試合に出場し6ゴール・7アシストを記録。前半戦は負傷や適応に苦しんだものの、後半戦に入ると本領を発揮し、チャンピオンズ・リーグ(CL)ではチームをファイナル進出に導く活躍を見せた。
 
 そんなD・アウベスだが、シーズン終了後に母国ブラジルのメディアを通してチームメイトのパウロ・ディバラに「選手として向上を望むなら、いつかユーべを去るべき」と助言を送ってユーべ・サポーターの怒りを買った。

 そして、D・アウベスはユーベに残り1年となった契約の解除を申し入れる。21日にはジョゼッペ・マロッタCEOがそれを受け入れる旨を明らかにしていた。
 
 D・アウベスはインスタグラムで「全てのユーべ・サポーターに感謝を伝えたい。僕を歓迎してくれたチームメイトやクラブにもね。僕は日々、この偉大なクラブに自分の全てを捧げてきた」とコメント。さらに、自身の想いを以下のように述べている。
 
「もし、ユーべ・サポーターを傷つけてしまったならば謝りたい。しかし、それは僕の意図とは異なるものだった。自分に正直に生きているつもりだけど、理解してくれる人は多くない。僕は完璧ではないけれど、純粋な気持ちを持っている人間だ」
 
 契約解消を明かしたマロッタCEOに対しても、「僕をユーべに連れてきてくれたマロッタ(CEO)には感謝しているし、誰もが彼のプロフェッショナルな仕事ぶりをリスペクトしている」と、感謝の意を表わした。
 
 イタリア生活に1年で終止符を打つことが決定的になったD・アウベスは、バルサ時代の恩師であるジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティへの移籍が濃厚。すでに2年契約で合意に達したともいわれており、来シーズンはまた、新たなる地での戦いに挑むことになる。
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