柴崎岳は及第点の採点「6」。地元メディアが「ガクだからこそ生まれたゴールだ」と評価

2017年06月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

現行契約は今月末で切れる。柴崎の去就は──。

後半開始から間もなく、交代を命じられた柴崎。コンディションはさほど悪くなさそうだったが……。(C)Getty Images

 リーガ・エスパニョーラ2部の昇格プレーオフ決勝は、ヘタフェに軍配が上がった。

 柴崎岳を擁するテネリフェは第2レグで守備が崩壊。1-3と敗れ、2戦合計2-3で昇格の夢を絶たれた。柴崎は1アシストをマークして3戦連続でゴールに絡んだものの、チームを7年ぶりのプリメーラ(1部)に導くことはできなかった。
 
 テネリフェの地元紙『eldorsal』は、出場選手の採点&寸評を公開。手痛い敗北を喫した割には採点は高めで、やはりそこは地元メディアだけに、ここまでの快進撃を称えての温情評価なのだろう。「5」と「6」が大半を占め、柴崎には「6」が付いた。
 
 以下が柴崎に対するインプレッションだ。
 
「GOOD。局面局面では上手く対応していたが、なかなかヘタフェの堅牢を崩せなかった。とはいえゴールシーンでは異彩を放つ。"ニッポン"の素晴らしい身のこなしからのパスがなければ、ロサーノのゴールは生まれなかったはずだ」
 
 柴崎とテネリフェの契約は6月30日まで。昇格が決まれば自動延長されるとの報道があったが、チームは悲願は達成できなかった。現時点で"GAKU"の去就は定まっていない。
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