本田圭佑が移籍について言及。新天地選びに3つのポイント

2017年06月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

イラク戦後に4日間のオフを取り、「十分休んだ」と始動を宣言。

本田は移籍先について「チームのビジョン、サッカースタイル、来季の目標」をポイントに挙げた。

 日本代表のMF本田圭佑が6月18日、千葉市内で行なわれたイベントに出演。自身が実質的オーナーを務める「ソルティーロ・アンコールFC」との合同練習に参加後、取材に応じた。
 
 13日のワールドカップ・アジア最終予選イラク戦にフル出場し、その後4日間のオフをとったという本田は、「十分休んだ」と始動を宣言。8月31日に行なわれる、オーストラリアとの一戦に向けては「非常に厳しい戦いになる。危機感を感じながら調整したい。怪我人も戻ってくるだろうし、僕だけでなくチームとしても全員が揃った状態で挑みたい」と意気込む。
 
 3年半在籍したミランを退団し、移籍先が注目されている本田。15日にはスペインのラス・パルマスが獲得に乗り出していると噂されたが、「いつも僕はメディアを見て噂を知ることが多いです。どこからその情報が流れているか知らないですけど、多くのクラブが興味を示してくれていることは事実」とすでに獲得オファーを出しているクラブの存在を認めた。
 
 本田は「慌てず、全部のオファーをテーブルに乗せてみる」と決断に慎重な姿勢を見せ、新天地選びのポイントについては「チームのビジョン、サッカースタイル、来季の目標」の3点を挙げた。
 
 また、本田は自身のツイッターを開設し、社会問題について言及するなど話題を集めている。「SNSは苦手」と述べつつも、「皆さんは意外と思うかもしれないけれど、僕としては自然で、20代前半から考えていたことをいまツイートしているだけ」と明かした。
 
 自身の集大成と語るロシア・ワールドカップに向けては"優勝"とは公言せずに、「ブラジルとやろうと、ドイツとやろうと、スペインとやろうと、やる限りは勝ちたい。それは真剣に持ち続けているし、それがなければワールドカップに行くつもりはない」と目の前の1試合を勝つというスタンスで挑むと語った。
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