本田圭佑が「日本みたいなサッカーができる」とカンボジア・サッカーに期待寄せる

2017年06月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

実質的オーナーを務めるソルティーロ・アンコールFCと合同練習。

アンコールFCの松田監督と話し込む本田。当初の予定を変更してミニゲームを行なった。

 日本代表MFの本田圭佑は6月18日、千葉市内にある「ZOZO PARK HONDA FOOTBALL AREA」で開かれたイベントに出演。自身が実質的なオーナーを務めるカンボジアのソルティーロ・アンコールFCと合同練習を行なった。
 
 当初は戦術的な練習を予定していたという本田だが、「彼ら(アンコールFCの選手)の実力をよく知らない。まずはゲーム形式で自由にやらせてみる」とプランを変更。降りしきる大雨の中、20分ハーフのミニゲームを実施した。
 
 アンコールFCはカンボジアの子供たちに夢を与え、国全体のサッカーレベルの向上とサッカーを通してカンボジア国内の雇用を生み出すことを目的に設立。現在2部リーグに所属しており、リーグ前半戦を終えて3位。1部昇格のチャンスを残している。
 
 アンコールFCの選手を前に本田は、「勝つ、負けるということは確かに重要だけれど、みんなの一生懸命やる姿勢というのは勝敗以上に大事」とサッカーに取り組む姿勢の重要さを説き、「カンボジアの多くの子供たちのお手本になれるような存在になってほしい」と選手たちにエールを送った。
 
 イベント後取材に応じた本田は「今日やった感触はポジティブです。すごく真面目で良い選手が生まれれば日本みたいなサッカーができるようになる。日本と近いスタイルでサッカーができるようになる」と感想を述べ、アンコールFC、またカンボジア・サッカーのさらなる発展に期待を寄せた。
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