世紀の一戦に臨む「金の亡者」メイウェザーに「悪童」バロテッリが挑戦!

2017年06月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

12月にはマクレガーも挑発していたバロテッリ。

ボクシング界の王者メイウェザー(左)に挑んだバロテッリ(右)が披露したものとは? (C) Getty Images

 現地時間6月14日、元ボクシング5階級世界王者のフロイド・メイウェザーと総合格闘技団体UFCの2階級王者、コナー・マクレガーが8月26日にボクシングで対戦することが決定した。
 
 通常ならば相いれない両者の対戦決定は、日本はもちろんのこと世界中で報道され、大きな話題を呼んだ。
 
 この対決は、一昨年にマクレガーが「機会があるなら俺はアイツと闘いたい」と現役を退いていたメイウェザーを挑発したことに端を発し、以降はUFC王者が、カリフォルニア州限定だが、プロボクシングライセンスを取得するなど実現に向けて積極的にアプローチしてきた。
 
 そしてメイウェザーが「本物の男は立って戦うものだ」とボクシングルールでの挑戦を受け入れ、両者のファイトマネーで折り合いがついたことで、ドリームマッチの開催が正式決定する運びとなった。
 
 公表はされていないものの、アメリカ・メディア『ESPN』は両陣営に1億ドル(約100億円)のファイトマネーが支払われ、メディアPVやスポンサー料は6億600万ドル(約666億6000万円)に達すると伝えている。
 
 この目の眩むような大金が発生する試合で、約2年ぶりにリングに復帰するメイウェザー。49戦無敗という実力もさることながら、「Money(金の亡者)」と呼ばれ、アメリカの経済誌『フォーブス』が選ぶ「スポーツ選手長者番付」の1位に3度(2012年、2014年、2015年)選ばれるなど、大金を生み出すスポーツ選手としても有名だ。
 
 そんなトップファイターに、サッカー界きっての悪童マリオ・バロテッリが、SNS上でメイウェザーに"挑戦"している。
 
 6月14日に自身のインスタグラムを更新したバロテッリは、「#MAYWEATHERCHALLENGE」というハッシュタグとともに「あんたの家にはこんなのないだろう?」と、EURO2012の準決勝のドイツ戦でゴールを決めた際のポーズを模ったオブジェを公開したのだ。
 
 バロテッリが、なぜ私生活を披露したかというと、元々はメイウェザーがインスタグラムで「#MAYWEATHERCHALLENGE」と、フォロワーに呼びかけていたからだ。これにイタリア代表FWは反応したのである。
 
 バロテッリは、昨年12月にマクレガーに対しても、「真のチャンピオンではない。もしやるならビビるなよ。グッドラック」と挑発していた。それだけにメイウェザーとマクレガーの対戦が実現したことでテンションが上がり、ボクシング界の王者に"挑戦"したのかもしれない。
 
 ニースとの契約が6月30日で満了となるため、フリーとなるバロテッリ。残留を望むニースをはじめ、ドルトムントやマルセイユなど、その動向を追うクラブは枚挙にいとまがない。
 
 現在、南イタリアのカバッロ島で、金髪美女のセレーナさんとバカンスを過ごしているというバロテッリ。去就は未決定ながら、SNS上で著名人やファンと交流する余裕を見せる。はたして、悪童の新天地はどこになるのか? そして「金の亡者」との対決の行方は?

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