吉田所属のサウサンプトンが指揮官を解任! 後任候補に香川&岡崎の元恩師

2017年06月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

ラニエリやペレグリーニの名前も浮上。

解任が発表されたピュエル(左)。その後任候補にはラニエリ(右上)、トゥヘル(右下)の名前が挙がっている。 (C) Getty Images

 現地時間6月14日、サウサンプトンはフランス人指揮官のクロード・ピュエルを解任したことを発表した。
 
 昨夏にサウサンプトンに就任したピュエルは、プレミアリーグこそ前シーズンの6位を下回る8位に終わったものの、リーグカップでは決勝に導く手腕を披露。開幕前にサディオ・マネ(→リバプール)、ビクター・ワニャマ(→トッテナム)といった主力を引き抜かれたうえ、冬には主将のジョゼ・フォンテ(ウェストハム)が退団し、さらに主力のCBフィルジル・ファン・ダイクがシーズン後半戦を棒に振る大怪我を負うなど、苦しい台所事情のなかで結果を残したが、クラブは解任を決断している。
 
 サウサンプトンは公式サイト上で次のような声明を発表している。
 
「サウサンプトンにいるすべての人が、クロードの仕事ぶりに感謝しています。ウェンブリーで行なわれたリーグカップ決勝は、ファンにとって宝物になったことでしょう。我々はクロードの幸運を祈っている。そしてチームは新たな指揮官を探している最中です。我々は長期的ビジョンに沿った適切な人材を見つける確信があります」
 
 フォンテ退団とファン・ダイク長期離脱が重なった2月以降、ピュエルは吉田麻也を守備の主軸に据えていた指揮官。それだけにクラブが言う「長期ビジョンに沿った」後任監督は、日本代表CBにとっても当然重要となる。
 
 気になる後任は誰になるのか? 現地メディアは早くも新指揮官の名前を列挙している。
 
 英紙『テレグラフ』は、「ピュエルの残した結果が悪いとは思わなかったが、エグゼクティブ・ディレクターのレス・リードがシーズン評価を下した」とクラブの上層部とピュエルが折り合わなかったことが解任理由とし、後任監督については、「元ドルトムントのトーマス・トゥヘルをリストアップしている」と綴った。
 
 しかし、同紙は、「トゥヘルは重要なオプションになるが、クラブは彼がドルトムントで苦労していたことも理解している。他の候補者もいるため、今週中に決断はできないだろう」と早期決着はないともしている。
 
 また、サウサンプトンの監督人事については、英国メディア『BTスポーツ』も伝えており、レスターで「奇跡の戴冠」を成し遂げたクラウディオ・ラニエリ、元マンチェスター・Cのマヌエル・ペレグリーニ、レディング(イングランド2部)の現指揮官でかつてマンチェスター・Uやミランでプレーしたヤープ・スタムも候補になるとしている。
 
 8位に終わったため、再びヨーロッパの舞台を目指す戦いに挑むサウサンプトン。その目標を成し遂げるための指揮官に誰を据えるのか? 今後の動向に注目したい。
 
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