ビルバオDFが精巣ガン再発…しかし力強く帰還を誓う

2017年06月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「心配しないでほしい。再びこの戦いに勝ってみせる」

 スペインのアスレティック・ビルバオは6月13日、同クラブに所属する22歳のDF、ジェライ・アルバレスについて、検査の結果、精巣ガンの再発が判明したことを発表した。
 
 昨年12月、右の睾丸にガンが発見されたジェライは、除去手術が成功して今年2月に復帰を果たしていたが、今月12日に放射線検査を行なったところ、再びガン細胞が発見されたという。
 
 ビルバオは、U-21スペイン代表に参加していたジェライについて「13日にチームを離れ、治療に臨むことになる。おそらく復帰までには3か月ほどを要することになるだろう」とし、「前回同様、我々は彼とその家族のために全力で支援する」と声明を出した。
 
 一方、ジェライは自身のインスタグラムで、以下のようにファンにメッセージを送っている。
 
「一度は病気に打ち克ったものの、また襲ってきた。でも、心配しないでほしい。多くの人々のサポートを受けて、僕は再びこの戦いに勝ってみせる。何度でも乗り越えてやるんだ。1000回でも、それ以上でも」
 
 昨シーズン、トップチームでデビューを飾り、リーガ・エスパニョーラで26試合、ヨーロッパリーグ(EL)で8試合に出場したジェライ。頭角を現わし始めた矢先に、再び大きな困難に直面してしまったが、これを乗り越え、再びピッチで元気な姿を見せてくれることを願うばかりだ。
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