ミラン行き破談のモラタ、「とても重要なオファー」を送ったマンU移籍に舵を切る?

2017年06月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

ミランからのオファーにサインをしなかった理由とは?

R・マドリーとは2021年6月までの契約を結んでいるモラタ。マンUからオファーが来ているというスペイン代表FWは、退団を決意するのだろうか? (C) Getty Images

 レアル・マドリーで欧州制覇を果たしたスペイン代表FWのアルバロ・モラタは、先日からもうひとつの「欧州王者」マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が注目されている。ファンマ・ロペス代理人は、ヨーロッパリーグ王者から「とても、とても重要」なオファーがあると認めた。
 
 ズラタン・イブラヒモビッチと契約更新をしなかったことを公表したマンチェスター・Uは、攻撃の軸となる新たなセンターフォワードとしてモラタへの関心を高めている。英紙『テレグラフ』は現地時間6月9日、マンチェスター・Uとモラタが条件面で大筋合意に達したと報じた。
 
 ロペス代理人は12日、イタリア『カルチョメルカート・コム』のインタビューで、オファーを受け入れたかどうかは明言を避けつつ、マンチェスター・Uが「大変な魅力のあるクラブで、非常に興味深い選択肢だ」と述べた。
 
「とても、とても重要なオファーだということは言える。あとはR・マドリーが決めることだ。短期間でまとまるかどうか? それは私が言えることではない。様子を見てみよう」
 
 言うまでもなく、モラタの移籍には2021年6月までの契約を結んでいるR・マドリーとの合意が必要だ。また、スペイン代表GKのダビド・デ・ヘアをめぐる両クラブの緊張関係が影響を及ぼす可能性を指摘する声もある。
 
 実際、ロペス代理人はすでにこの夏、R・マドリーが名門クラブからのモラタ獲得オファーを断ったことを明かしている。12日にポルトガル代表FWのアンドレ・シウバの獲得を発表したミランだ。
 
「数日前までミランと頻繁にコンタクトがあったことは事実だよ。それは認めることができる。(取引が成立しなかったのは)シンプルなことで、R・マドリーがミランのオファーに満足しなかったからだ」
 
 現地12日に英紙『インデペンデント』は、週末のR・マドリーとの交渉を受け、マンチェスター・Uが今週中にメディカルチェックまで持ち込むことを目指していると報じた。今週末にイタリアで結婚式を控えているモラタは、早々と去就を決め、フィアンセのアリーチェ・カンペッロさんとの晴れ舞台に臨むことはできるだろうか。
 
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