【日本代表】ハリルは”酷暑”と”高地”を警戒「健康上のリスクがある。最初は呼吸も困難だった」

2017年06月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

平均最高気温は34度超え。標高1600メートルの高地での試合に。

ハリルホジッチ監督は「クールにビーチでやったほうが気持ち良い」とぼやいた。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

 ワールドカップ最終予選のイラク戦を翌日に控えた12日、日本代表のハリルホジッチ監督が前日会見に臨んだ。指揮官曰く「最も大事な試合」では、"酷暑"と"高地"に警戒しているようだ。
 
 イラク戦の会場となるテヘラン(イラン)は、6月の平均最高気温が34度を超える。日本との差は9度以上もあり、選手たちのコンディションに影響を与えるのは明らかだ。また、標高1600メートルの高地で、「最初は呼吸も困難だった」という。「この暑さのなかでの試合、クールにビーチでやったほうが気持ち良い」とぼやくのももっともだろう。
 
 指揮官は"酷暑"と"高地"への対策として、「身体の器官を順応させるために、前々日から水分補給をしなくてはいけない。1600メートルという高地でもありますし、いつもより1日前に試合をして準備を進めました」。3月シリーズの2試合(23日・UAE戦、28日・タイ戦)は中4日だったが、今回の6月シリーズでは7日に親善試合のシリア戦を行ない、中5日で13日のイラク戦に挑むスケジュールを組んだ。
 
 この準備が奏功するのか。「健康上のリスクがある」という大一番でのパフォーマンスに注目したい。
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